グラスルーチェを施工しました

今日は、グラスルーチェを施工しました。
「グラスルーチェって一体なんなんですか?」と聞かれることがありますが
TVモニターを特殊ガラスで覆い、TV自体をインテリアに変えてしまう製品のことです。

スイッチをオフにすると、ミラーあるいはガラスのように艶やかなインテリアとなり、
オンにすると、テレビ画像がふわりと浮かび上がってきます。
「リビングにTVを置きたくない!」なんて方から注目されているようです。

本日、工事でリビングに設置させていただいたのは
70インチのTVと、32インチのTV2つ。

立て掛けタイプとビルドインタイプがありますが、
今回設置したのはビルドインタイプのため、わりと本格的な工事が必要です。

まずは、グラスルーチェを設ける壁に掘り込みをつくり、その中に木枠をつくります
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それから、メーカーが用意したアルミフレームにTVを取り付けます。
ちなみにTVは国産のものですので、調子がわるくなったら取り替えられます。
ずっと長く使えるので安心してください。

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アルミフレームとTVモニター、そしてこれから取り付けるガラスは一体のため
地震がきたからといって壊れてしまうことはありません。

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そしていよいよ、グラスルーチェの設置。

なんといっても大きなガラスですから、かなりの重さ。
職人さんはみんなでそっと、えいやっと持ち上げて
引っ掛けて固定しました。

グラスルーチェには、マジックミラータイプとガラスタイプがありますが、
こちらはブラックガラスでクールな仕上がりに。

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なんと、浴室にもグラスルーチェを設置しています。

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マジックミラータイプのグラスルーチェ。
ただし、お風呂ではなく洗面室に設け、普段はミラーとして使いながら
長風呂したいときはグラスルーチェのスイッチをオンに。
バズタブにゆっくり使って映画やミュージックビデオを見たり、
お施主さまによってはキャンドルや海の中の映像を流して
ヒーリング効果を高める方も。

たまたま、職人さんたちの好きな相撲中継の写真ですみません。
お施主さまはオシャレな映像をたのしまれているはず。

グラスルーチェの商品について詳しい内容を知りたい方は、
〈リノベーションスープ〉のグラスルーチェで叶える、美しきTV空間」の記事も読んでみてください。

実際にグラスルーチェを使ったインテリアの実例や価格を掲載しています。

2015 5/14 2:53 Posted by SS邸

JAXSON(ジャクソン)の浴槽の試運転

JAXSON(ジャクソン)という浴槽ブランドをご存知ですか?
日本だけでなく、海外の5つ星ホテルでも使われており、
すっかりハイブランドとして定着しています。
この頃では、一般のご家庭に使われることも多くなり、
それだけ浴室にこだわる方が増えてきた証拠なのかな、と思います。

海外のブランドと思っていらっしゃる方も多いようですが、
実は日本のブランドです。
日本の入浴文化に欠かせない浴槽をインテリアとして捉え、
140種類ほどの美しい浴槽を国内外に発信しているそうです。

もはや高級浴槽の代名詞となったジャクソンは、
ロールスロイスに匹敵するほどのブランドバリューがありますが、
実際にこうして設置すると、「なるほど」と深く唸ってしまうだけの
美しさと機能性を携えています。

ただ今、工事中のお住まいにて
ジャクソンのフルオプションの浴槽を試運転しています。
浴槽の底には水中照明が仕込まれていて、
ライトを点けたとたん、非現実的なバスルームに。

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7色の光が自動でおだやかに切り替わります。

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受注生産なので納期がかかりますが、使う方の好みによって
どのようにでもカスタマイズできることも特徴です。

こちらにはライトの他に、ジェットバスとヘッドレストを取り付けました。
ヘッドレストに頭をもたせかけ、ジェットバスの泡に身体を揺られたら
仕事の疲れもどこかに飛んでいきそうです。
ここはいくらビール党の私でも、
シャンパンを飲みたくなっちゃいますね。

「さすが、わかってるな〜」と思ったのが、
オプションで風呂フタを付けられること。
家族で暮らすなら、風呂フタはマストですよね。
ここらへんの心遣い、やっぱり日本のブランドだなーと思いませんか?

Posted by SS邸

芯割りと芯またぎ

壁にエレファント柄とクロコダイル柄のタイルを貼りました。
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どちらの壁だと思いますか?

施工途中の写真でわかりにくいかもしれませんが、
なんと、バスルームです。

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エレファント柄のタイルは、表面がざらざらとしたレザーのような質感で
シックな雰囲気をつくっています。

ミラーと洗面台側の壁にアクセントとして貼った
クロコダイル柄のタイルは、艶やかで上品。
ダークブラウンでまとめた空間は、浴室というよりも
ご主人さまの書斎のように落ち着いた雰囲気を感じさせます。
こちらはADVANのmatouche(マトーシュ)というシリーズで
イタリアでつくられているものです。
輸入タイルは納期が遅れることがあり、工期にかかわってくるため
早めに発注しておいて正解でした。

施工は、接着剤を使って貼っていく「湿式工法」を採用。
以前こちらのブログでも、タイルの施工には「湿式工法」と「乾式工法」があることを
お伝えしたと思いますが、室内は湿式工法のケースが多くなります。

タイルをきれいに貼るために、絶対に欠かせないのが割り付けです。
「芯割り」と「芯またぎ」という割り付けパターンのうち、
貼り終わりのタイルが半端にならないほうを採用します。
壁の中心にタイルの端を合わせて貼っていくのが「芯割り」、
壁の中心にタイルの中心を合わせて貼っていくのが「芯またぎ」です。
今回は、芯またぎの方が半端なタイルが出ないことがわかったため
墨出しを行って、そちらで貼っていきました。

タイルの裏側に接着剤を塗り、下から貼り上げていくのですが
大判タイルはかなりの重さです。
貼っていくうちに、重みでずるずるっと落ちてきて
目地の位置がずれてしまいます。
そうならないように、スペーサークリップを使って高さと目地幅を調整しました。

触れてもタイルが動かないほど乾いたら、目地材を充填。
今の季節は1日程度で乾燥してくれますが、
これから梅雨の時期なると、乾きにくくなります。
工事はどうしても季節や天候に左右されやすいため、
できるだけ余裕を持って進めるように努めています。

2015 4/9 10:06 Posted by SS邸

移動式クレーン

今回は、エアコンのやり替えに伴い、
室外機(一機300キロ程度を2機)を屋上に
設置するために移動式クレーンを使って設置作業を行いました。

言葉にするとこれだけなのですが、
移動式クレーンを使う作業は道路上での作業となり
危険が伴う工事なので、事前にいろんなことを確認しながら
この日を迎えます。

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例えば、以下のことに注意します。

1.移動式クレーンの大きさ
どれくらいの重さのものをどこに移動したいかによって
車体の大きさを決めるのですが、
これを確認せずに性能以上のものを吊ると
車体がひっくり返る原因になります。
今回は13tラフターです。

2.移動式クレーンの設置場所
室外機を乗せたトラックをどこに停めて、
吊荷をする柱(ブーム)が電線にかからないか?
など、移動式クレーンをどこに設置するかは重要なことになります。

3.道路を通る車、歩行者の安全
移動式クレーンが倒れないように4本の足(アウトリガー)を
道路に車体からはねだして固定するのですが、
そのために、車は通れるのか? 
作業中の歩行者の誘導はどう行うかなど、
警察署に道路使用届を出す際に確認します。

今回は、車は通れない作業となるため、
一部区間を車両通行止めとして、歩行者優先で作業を行います。
誘導員(ガードマン)を4人配置し、作業に当たりました。

このように、現場監督が下準備をしっかり行ってこそ、
当日の作業がスムーズになります。
この日は綿密な下準備が奏功し、
室外機の設置を順調に進めることができました。

2015 3/28 6:08 Posted by SS邸

電動式のキッチン収納工事

本日施工したキッチン収納は、かなりハイスペックなものでした。

こちらの引き出しや扉は、そっとタッチすると自動で開きます。
さらに、開けると同時に内部のライトも点灯。
もちろん、用が済んだら勝手に閉まり、消灯します。

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ちなみに、収納の奥に見えているバーは
それぞれの引出しの出し入れをアシストする
自動出し入れ装置です。

すべての引き出しにライトを取り付けたため、
収納内は配線でいっぱいになってしまいました。
使っていくうちにライトのメンテナンスが必要になることに配慮し、
配線をできるだけ整理しています。
ほかの電気屋さんが修理することになっても、
どれがどの引き出しの配線か、すぐにわかるはずですからね。

カーテンの開閉、便器のフタの開閉、ライトのオンオフなど、
さまざまなものがオートメーション化されていますが、とうとう引き出しまで…。
こんな引き出しがあったら、確かに便利ですよね。
ふと、「我が家だったらどんなシーンで便利かな」と考えてみました。
たとえばうちの家内、いつもひき肉をこねはじめた後に、
パン粉を入れていないことに気がつくようです。
戸棚からパン粉を取り出ために手を洗うのが面倒だからって
「ちょっと、パン粉とって!」と。
リビングでくつろいでいる僕は、気だるそうにキッチンに向かうのですが
ぶつぶつ言おうものなら、パン粉だらけのハンバーグを食べさせられそうです。
こんな収納があれば、かるく触れるだけで引き出しが空くので
料理中の妻も楽に開閉でき、僕もゆっくりくつろげる。
お互いにいいことづくめみたいです。

それに、モノがたくさん入っている収納は意外と重いけれど、
このように少ない力で開け閉めできる収納だったら、
力の弱い小さなお子さまやお年寄りも安心です。

たくさんの機能がついているため、工事内容は複雑を極めています。
キッチン収納の工事は普通、一日あれば終わるところですが
こちらは一週間ほどかかりました。
完成後、開け閉めの様子をチェックしてみましたが
ふわりと軽やかに開いたり閉じたりするのが妙におもしろく、
ちょっとクセになりそうでした。

2015 3/20 5:12 Posted by SS邸

ARIAFINAのリモコンがすごい

最新式のスマートフォンです。
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と言われたら、一瞬納得してしまいそうなほど、スタイリッシュなリモコン。
実はこちら、テレビでもオーディオでもなく、
レンジフードのリモコンなんです。

こちらのお住まいのキッチンは、
キッチンも収納もすべてオーダーメイド。
レンジフードは、通常の約2倍の吸引力があるモノを
ARIAFINAでオーダーしました。
機能性はもちろんですが、カタチ、質感ともに美しいレンジフード。

もちろん、そんな美意識の高いブランドだからこそ、
リモコンにも妥協しない。
正面はフラットな鏡面で、つやつやとして美しい。
側面はアルミ削り出しになっていて、
にぎってみると手のひらにフィットしますし、
角のシャープさは、最高にクールです。

レンジフードのリモコンにしておくのが惜しいくらいのビュジュアル。
これまで、リモコンの美しさなんてあまり考えたことありませんでしたが
毎日使うものなら、見た目も握り心地もいいに越したことはありません。
あまりのかっこよさに、なぜか心惹かれてしまいました。

さて、これからレンジフードを取り付けていきます。
こちらが今日の工事のメインです!

2015 3/19 5:13 Posted by SS邸