ミラーフレームを錆塗装

ヴィンテージのアイテムを探しても、
なかなかイメージ通りのものが見つからないことはあります。
そんなときは、“現場でつくる”という方法をとることも。

今回、トイレ内のミラーフレームにちょっと手を加えました。
まずは壁面に、木製額縁の四方枠を張り付け、
その上に錆風のエイジング塗装を施しています。

錆びたような質感をつくるのに使った塗料は、
ギャラップで販売されているメタル・エフェクツ塗料です。

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今回は木のアクなどが出ないよう、事前に白の目止材を塗装。
その後に指定の酸化防止プライマーを刷毛で塗装しました。

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プライマーが乾いたら、金属を含んだメタルペイント(水性塗料)を塗ります。
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しばらくしてメタルペイントが乾いたら、錆反応剤を塗り
錆反応が出るのを待ちます。
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塗ってから30分位で錆が発生してきますが、
塗った量や待つ時間によって出てくる錆の量が変わってくるため、
もしご自身で初めてチャレンジされる場合は
端材などで事前に試し塗りをした方がよいかと思います。

錆反応剤をスプレーで吹いてみたり、スポンジで叩いてみたり
額縁の溝を小筆で塗ったりと、色々と試行錯誤をしていき、
イメージしたような錆が出たら、
ここで酸化や色の変化を止めるパーマコートを塗って、完了です。

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パーマコートは艶があるため、今回はよりラフな印象が出るように、
その上から艶消しのスプレーを塗りました。

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パーマコートは艶があるため、今回はよりラフな印象が出るように、
その上から艶消しのスプレーを塗りました。

2015 11/1 2:41 Posted by MW邸