1階が事務所、2階・3階が住居のRC造のビルをリフォームしています。
こちらのブログでも度々書いておりますが、
RC造は間取り変更がしやすいため、住む人のライフスタイルに合わせた
自由なプランを楽しむことができます。
こちらの物件には、もともとガレージがなかったことから、
1階の事務所だったスペースの一部に、ガレージを設けることにしました。
基本的には、外壁を壊すときは構造計算をしなければなりません。
壁量が足りない場合は断念せざるを得ないこともありますが、
今回、ガレージを設けるために抜いた壁は検討の結果、
サッシと腰壁からなる非構造壁だとわかり、スムーズに撤去することができました。
さらに、セキュリティ面や、砂埃などの汚れから保護するために
写真のようにシャッターを設置。
ただし、シャッターがあっても、激しい雨が降れば
下のわずかな隙間から雨水が流れ込んでくる場合があるため
適切な水処理を行っています。
防犯を考えると、できるだけシャッターを取り付けた方がよさそうですね。
これでお施主さまには、大切な車を安心して駐車していただけるようになりました。