移動式クレーン

今回は、エアコンのやり替えに伴い、
室外機(一機300キロ程度を2機)を屋上に
設置するために移動式クレーンを使って設置作業を行いました。

言葉にするとこれだけなのですが、
移動式クレーンを使う作業は道路上での作業となり
危険が伴う工事なので、事前にいろんなことを確認しながら
この日を迎えます。

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例えば、以下のことに注意します。

1.移動式クレーンの大きさ
どれくらいの重さのものをどこに移動したいかによって
車体の大きさを決めるのですが、
これを確認せずに性能以上のものを吊ると
車体がひっくり返る原因になります。
今回は13tラフターです。

2.移動式クレーンの設置場所
室外機を乗せたトラックをどこに停めて、
吊荷をする柱(ブーム)が電線にかからないか?
など、移動式クレーンをどこに設置するかは重要なことになります。

3.道路を通る車、歩行者の安全
移動式クレーンが倒れないように4本の足(アウトリガー)を
道路に車体からはねだして固定するのですが、
そのために、車は通れるのか? 
作業中の歩行者の誘導はどう行うかなど、
警察署に道路使用届を出す際に確認します。

今回は、車は通れない作業となるため、
一部区間を車両通行止めとして、歩行者優先で作業を行います。
誘導員(ガードマン)を4人配置し、作業に当たりました。

このように、現場監督が下準備をしっかり行ってこそ、
当日の作業がスムーズになります。
この日は綿密な下準備が奏功し、
室外機の設置を順調に進めることができました。

2015 3/28 6:08 Posted by SS邸