木工事完了

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本日、木工事が完了しました。
木工事は、クラフトの現場担当の指示のもと、大工さんたちが中心となって行う工事のことです。
床の土台・床組・合板張や、壁と天井の下地組・ボード張、ドアのフレームなどを各所にはめ込み、
住まいの骨組みをつくっていきます。
写真は、窓の下にカウンター収納を造作したところ。
棚板は仕上げをした後で入れていくことになるため、ひとまずここまでで終わらせます。

これが終わると、中間検査でお施主さまに壁や床、電気の位置関係をご確認いただき、
その後、仕上げの工事に入っていきます。
そのことから、リフォームの工事では木工事が1つの節目となり、
これが終わると、大工さんたちも「終わった〜」と解放された気分になるのです。
しかし、私たち現場監督は心を鬼にして「ちょっと待っていて下さい!!」
と、帰ろうとする大工さんたちを引き止めなければなりません。
木工事が終わった=工事が完璧にできていて、お施主さまに見てもらっても問題ない、
という状態にあるべきなので、ここでミスがあってはならないのです。
図面を見ながら、数字や位置がきちんと合っているかどうかを丁寧に確認し、
万が一ミスがあればその場ですぐに修正してもらいます。
大工さんたちは木工事が終わった翌日には次の現場に行ってしまうことが多く、
木工事完了の数日後に「ちょっと間違いがあったから戻ってきて」なんて言うと、大工さんたちは、
またはるばる現場にやって来なければならないし、私たちとしても効率が悪いです。

そういう理由で、念を入れて隅々までチェック。
今回は問題がなかったため、スムーズに大工さんたちを開放できました。
待たせてしまって、すみません。

本日もお疲れ様でした。

2013 7/22 1:48 Posted by AR邸