建具のハンドルに革を巻きました

先日、設計の渡部さんと、とある物件の図面打合せをしていた際に、
「建具のハンドルに革を巻きにいきます!」というお話がありました。

あまり革の事は詳しく聞かず、「了解しました!」と応え
現場では、打合せした建具とスチール黒皮仕上げの取手を設置。

準備万端で革巻き日当日を迎えました。

幅広の長方形の革を接着材で貼るものだと思っていた私の予想に反し
渡部さんが持ってきたのは幅3cmの長さ3.5mのロール状の革。
聞いていた通り、革を巻き巻きするみたいです。

方法としては単純で、
まずはロール状の革を水に浸し、水分を含ませます。

 

次に水分を軽くふきとり、ただひたすら斜めに巻き巻きし、
最後はほどけないようしばるだけ。

 

ポイントはキツめに巻くこと。
巻いた後は、数日間放置して乾燥を待ちます。

 
さて、乾いた後の出来上がりはというと、
革が引き締まってほどける事もなく、黒皮仕上げともマッチし
とても素敵な感じに仕上がりました。

 

 

これは良い!と今度自宅でも巻いてみようと考えましたが
巻くところが全然ありませんでした……残念。

ちなみに革屋さんの助言によると、
最後にオリーブオイルやサラダ油を塗ると良いそうです。

施工担当:楠見

2017 4/18 9:07 Posted by CRAFT

社員みんなでワークショップに参加しました

今年は桜の開花が遅めで、やっと満開をたのしめるようになりましたね。

クラフトは、毎年恒例の社内イベントの季節。
今回は全社員で〈Makers’ Base〉のワークショップに参加しました。
製作したのはこちら。


カッティングボードです。

重厚感のある桜の木で、木目や節が一枚いちまい違っています。
写真のように、ある程度の形状にカットされていますが、
ここからどのように仕上げるかが腕の見せどころ。

彫り込んだり、削ったり、レーザー彫刻を施したり。
アイデアが問われます。

エプロンとマスクを着けて、いよいよスタートです。

青山モデルルームのフローリングの、スプーンカットのように表面を彫り込んでいく現場監督。

彫刻刀でシダの模様を掘る工事部長。

ふと見ると、側面からノコギリで切り込んでいた専務。
「3枚におろす気では!? 」と周囲は動揺。

普段から現場にいるスタッフは、さすが手慣れているように思えました。

一方、「木工作業は中学生以来….」と戸惑っていた女性スタッフたちも
周りの気迫に感化されたのか、彫刻刀を手にした後は
一心不乱に彫っていきます。

ヤスリがけが終わった後はレーザー彫刻にチャレンジ。


自作のイラストや、PCのパターンを機械に取り込んで、模様を付けることができます。

完成したらニスを塗り、作品を持って自由が丘モデルルームへ移動。

それぞれの作品を階段に並べて、品評会がスタートしました。

どれも個性的なカタチ・デザインで、ひとつとして同じものはありません。
スタッフが「いいな」と思った作品に投票し、優秀な作品を選びました。

そしていよいよ結果発表です。

スプーンカットや、三枚おろし(じゃなかった様です)、木目模様を強調、分裂型など
いずれも手仕事やデザイン性を感じさせる作品が選ばれていました。

その後は、いつもながらの宴会がスタート。

今回は設計部から「ワークショップをしよう!」という提案があり
昨年までの〈craft award〉とは趣を変えて、年1回の社内イベントを開催しました。
どんなカタチであれ、”みんなで何かをつくる”という作業は
リノベーションと似て非なるものがあります。

時間を忘れて作業に没頭するスタッフが多く
『クラフトはものづくりの会社』であることを、あらためて実感しました。

毎年この日はお休みをいただき、お客さまや関係企業さまにご迷惑をおかけして
大変申し訳ありません。

今後とも、デザインとカタチに工夫を凝らした手づくりのリノベーションで
皆さまの住まいづくりをお手伝いさせていただければと思います。

企画部

2017 4/6 3:07 Posted by CRAFT

Rの天井

現在進行中の現場の天井下地の写真です。
なかなかのR(曲線)ですね。

我々がRにした訳でなく、既存躯体がRにつくられており
その躯体には直に垂木下地が打たれています。
急なRにつき、垂木のピッチが細かいことが写真で分かるかと思います。

 

今回、このRを活かして天井の仕上げを変更。
表面のボードだけを剥がして貼り替えます。

「FGボード」という不燃の材料で施工します。

見た目はケイカル板のようですが、水に濡らすとグニャと曲がります。
写真の様にたっぷり濡らしていきます。

 

濡らせば濡らす程重くなり、
二人掛かりで力をかけて曲げながら貼っていきます。

 

 

 

ロフトの様に高さがなかなか取りにくい空間では、Rの天井は
フラットや斜め天井よりも、広く感じるかもしれません。

施工担当:萩原

2017 3/28 8:27 Posted by CRAFT PRODUCT