買い替えか、リノベーションか…

〈今のお住まいをリノベーション〉 〈マンションリノベーション〉

「子供が大きくなったから窮屈。そろそろ住み替えようかな」
「でも住み慣れた家にも愛着があるし…」

なんて悩んだ末、リノベーションのご相談にいらっしゃるお客さまがいます。
新しい家に引っ越すか、今の家をリノベーションするか。
どちらにしても、頭に浮かんだ選択肢はすべて調べて、悩んで悩んで
「まだ悩み中なんです…」というお客さまも
クラフトにご相談にいらっしゃいます。

もちろんそういった方にも、リノベーションか、住み替えか、建て替えか…
お客さまにとって一番メリットがある方法を
率直にお伝えさせていただいています。

というわけで今回は、マンションをリノベーションしたSさんをご紹介させていただきます。

 

長年くらしてきたマンションですが、お子さまが成長し、収納不足。
キッチンも玄関も暗く、なんだか過ごしにくい。
しかし暮らし慣れた街を離れたくはありません。
当初は「近所に一戸建てに住み替えようかな~」とも考えたそうですが
悩んだ結果、今のお住まいをリノベーションすることに。

シンプルモダンなテイストがお好みだったことから、床や造作家具は明るいナラで統一。
ガラスブロックやすりガラスを使って、家中に光が届くようにしています。

 

リビングの横には奥さまの個室を配置。
大きくL字に開口した入り口から視線が抜け、伸びやかな印象を与えてくれます。

 

ポイントは、半透明のスリガラスの框の引き戸を採用したこと。

閉めていても南の窓から注ぐ光が、寝室まで届きます。
もちろんリビングで過ごす家族の気配も。
「もう遅い時間だから寝なさーい」
なんてコミュニケーションがとりやすくなりますね。

ご注目いただきたいのがダイニング。
フローリングにあわせてナラを使った、オリジナルの造作です。
テーブルの一部はキッチンの腰壁に組み込ませて一体に。
正面から見るとモダンな雰囲気が生まれています。

 

独立していたキッチンは、オープンに変更。
オープンキッチンのお悩みと言えば「ごちゃごちゃしやすい」ことですが
レンジや炊飯器もしまえる壁面収納のおかげで、生活感はありません。

キッチンの腰壁は、手元をすっぽり隠します。

そして、暗くてお悩みだった玄関。

右の子供部屋との間仕切り壁をガラスブロックに替えることで
隣室の窓の自然光が、玄関に注ぐようにしました。
一戸建てなら、陽当たりのよい位置に玄関を動かすことができますが
マンションは管理規約の問題で、玄関ドアを動かすことができません。

そうした制約から生まれた、デザイナーのアイデアです。

 

ガラスブロックのガラスにはさまざまな種類がありますが
セレクトしたのは乳白色のガラスブロック。
障子のようにぼんやりとやわらかな光を放ちます。

ご主人さまが夜遅く帰ってきても、自室で過ごしているお子さまの気配が
なんとなく伝わってくるのがいいですね。

子供部屋から見ると、このような感じです。

 

玄関の採光のために設けたガラスブロックですが
お子さまの部屋にも抜け感をつくり、メリットを生み出しています。

寝ている時に玄関が明るいとまぶしいし、プライバシーに配慮したい
ということで、ロールスクリーンを設けました。

ちなみに、こちらの家はご主人さまの個室をのぞいて
すべての入り口が引き戸です。

いつもは開けっ放しにして換気をし、開放的に過ごしているとか。
ゲストが来たときだけ、さっと閉めて…
と使い分けているそうです。

今のお住まいに暮らしにくさを感じ「引っ越そうかな、どうしようかな」と悩まれていたSさんですが
こうしてリノベーションをすることで、
新築のように、あるいは新築以上の価値を生み出すことができました。
価値とは、Sさんご一家の”心地よさ”です。

もし「買い替えか」「建て替えか」「リノベーションか」でお悩みの方は
ぜひクラフトにご相談ください。

「お客さまにとってどの方法がベストか」を真剣に考えて、ご提案させていただきます。

2016 8/30 8:58 Posted by リノベーション実例

東海岸トラッドスタイル

〈中古を買ってリフォーム〉〈一戸建てリフォーム〉

「どのような家に住みたいですか?」と聞かれて、
ぱっと答えられる人は少ないのではないでしょうか。

しかし、「お気に入りのお店はありますか?」
と聞かれると、いくつか思い浮かぶことがあるのでは。
レストランだったり、ホテルだったり、よく行くインテリアショップだったり。

きっとそこには、
「白がベースのラフな空間」
「クラシカルな雰囲気」
といった、いくつかの共通点があるはずです。

そこから、リノベーションの理想のテイストを見つけていく
というのもひとつの方法ではないでしょうか。

 

2人目お子さまの誕生をきっかけに、築28年の一戸建てを購入したMさん。
数年前にリフォームされたキレイな状態でしたが、
間取りもデザインもご夫婦の好みに合わず、
あらためてリフォームすることになりました。

「ラルフローレンみたいな雰囲気が好きです」

住まいのコンセプトとデザインを決めたのは、この一言。

ラルフローレンと言えば、東海岸の伝統的な雰囲気に
ちょっとNYの都会的な洗練さをプラスしたようなイメージです。
知的で、上品で、エレガント。
ハイセンスな人たちが暮らす欧米邸宅を思わせます。

しかし、こちらにはまだ生まれたばかりの小さなお子さまがいます。
あまり重厚すぎると、お子さまがのびのびと過ごせないはないか。
ご夫婦も肩が凝るのではないか。

そう考えたデザイナーは、トラディショナルな雰囲気をそのまま残し、
ベースカラーに、明るくさわやかな白を取り入れました。

キッチンを取り込んで、ゆったりとしたLDKに。
LDKとひとつながりの和室は、フルオープンにすることもできます。
キッチンからは、和室でお昼寝するお子さまの姿が一目瞭然。
子育て真っ最中の奥さまも安心ですね。

 

床は、上質なヨーロピアンオークの無垢フローリングをセレクト。
どっしりと重厚な踏み心地と、やわらかな肌ざわりが特徴です。
大人でも、裸足になったり、床に座ったりしたくなる気持ちよさですので
小さなお子さまがいたり、裸足でリラックスして過ごしたい方にはおすすめです。

 

壁と天井、ドア、そして本棚は白で統一。
壁と天井の境目や、本棚にはモールディング(額縁のような飾り)を入れ、
クラシカルなイメージをつくっています。

北側で暗かったキッチンは、今回のリフォームで南側に大きく移動してフルオープンに。
左右から出入りできるため、キッチン横のパントリーとウッドデッキ、
どちらにも行き来がしやすくなっています。
掃除に料理に、子さまおのお世話…となにかと忙しい奥さまにとっては
便利な動線です。

 

フルフラットですっきりとしたものをオーダー。
収納扉はもちろん框組。
クラシカルな印象を誘います。

壁には手づくり感のあるサブウェイタイルを貼り、
懐かしいようなぬくもりをプラスしました。

 

LDKの入り口のドアは、オリジナルで造作。
玄関前の大きな両開きドアは、ゆったりとした印象をつくります。
あえてガラスの部分を大きくし、玄関からの見通しを高めて伸びやかに。
「玄関のドアを開けた瞬間に、LDKで過ごす家族の様子飛び込んでくると
なんだかほっとします」とご主人さま。

ちょうど遊び盛りの上のお子さま。
ウッドデッキとLDKを行ったり来たりと
楽しそうに駆けまわるお子さまの笑い声が、家中に響きわたります。
聞いている私たちも、なんだか幸せな気分になりました。

好きなブランドイメージをテーマに
そこに暮らす人らしさをプラスしていく。
そうしてオリジナルの住まいをつくることが
リノベーションのたのしさではないでしょうか。

2016 6/7 10:14 Posted by リノベーション実例

米国在住のご夫婦がRCビルをリフォームしたら

〈高級リフォーム〉〈鉄筋コンクリート造リフォーム〉

ある日のこと、

「事務所兼住居だったビルを買いました。どんなリフォームができますか?」

とご相談いただきました。
さっそく営業とデザイナーで、そのビルを見に行くことに。

「大きい…」

というのがみんなの第一印象でした。

地下一階から地上3階まで、ワンフロアだけも相当な広さ。
しかも、こちらには夫婦2人で住むそうです。

アメリカ在住のSさんご夫婦は、たびたび日本に帰国されるとか。
その間の2~3週間はホテル暮らし。
「ホテルは落ち着くけれど、なんだかくつろげない」という贅沢なお悩みがあったようで、
日本滞在中の住まいとして、こちらのビルを購入されたそうです。

ご希望は、クールモダンの住まい。

というのも、今アメリカでお住まいの家は、典型的な欧米住宅。
装飾が施されたクラシカルでゴージャスな邸宅が想像できます。
奥さまは「せっかくなので」と、それとは全く違うテイストをご希望になったわけです。

そして完成したのが、こちらの空間です。

 

たくさんの仲間が訪れてもゆとりのある、大きなLDK。
壁と天井の濃淡や凹凸で、大きな空間に表情をつくりました。
さらに縦横のシルエットを意識したことで、整然とした印象に。
かくして、ご希望のクールさとモダンさを叶えることができました。

 

 

しかし、これだけでは住まいに必要な”あるモノ”が欠けています。

くつろぎです。

その役割を果たしているのが、あたたかい素材感。
ルーバーやバーカウンターにはウォールナット、床や壁には大理石を使用しました。
自然素材の美しい木目や石目が、空間にぬくもりを与えています。

とくにリビングは、木と大理石に囲まれた格好で、
大空間ながらもこもったような気分で落ち着ける、居心地のよいスペースになっています。

このような大空間だからこそ、インパクトのある素材たちを
効果的に使うことができたと言えそうです。

どこにもないオリジナルの住まい。
Sさんご夫婦は帰国するたびに、我が家への愛着が深まるはずです。

もうひとつのこだわりが、地下1階から地上3階までのゾーニングです。
「帰国のたびに、仲間たちと集まります」とおっしゃっていたSさん。

 
というわけで、LDKにはバーカウンターを設けました。
シンクや製氷機、冷蔵庫はビルドイン。
親しい仲間と会話をしながらお酒をつくる様子は、
バーのマスターさながらですね。

さらに、地下1階にはプレイルーム、半地下にはゲストルームも設けています。
地下1階から地上2階のLDKは、ゲストが好きに行き来できる空間。
地上3階は、寝室やバスルームといったプライベートな空間。

パブリックとプライベートがはっきりと分かれているため、
「私たちは先に休みますから、みなさんゆっくりどうぞ」なんてこともできるのです。
 

プレイルームにもバーカウンター完備。お酒を飲みながら音楽を聴いたり、楽器を演奏したり。
ゲストにたのしく遊んでいただけるような大人の空間です。

大きな空間が単調にならないよう、奥行きと表情を演出。
壁と天井に凹凸をつくり、そこに生まれた隙間に間接照明を入れました。
天井には太い2本の梁がクロスしていましたが、1本は天井を下げてフラットに。
もう1つは壁につなげてL型のゲートのように見せ、こちらも大空間のアクセントにしました。

こちらは半地下のゲストルームです。
 

グレーの壁に赤が効いた、モダンな空間。
寝室とバスルームの間の壁は、上部にFIXガラスを入れました。
こうすることで、限られた空間に伸びやかさを演出。
寝室にいるとバスルームの気配が、バスルームにいると寝室の気配を感じ
ゆったりとした気分が。

正面の壁をせり出すように設け、間接照明を入れて凹凸を強調。
くり抜いたようなニッチとともに、縦横ラインを強調しています。

ゲストルームの浴室も素敵です。
 

ワニ皮とレザー調のタイルを貼って、シックな雰囲気。
FIXガラスや寝室のせり出した壁と、ラインを揃えて。
寝室とバスルームにつながりを持たせています。

今回、Sさまのリフォームの目的は2つありました。
1つは、ご自身が帰国時にリラックスできる空間。
ホテルのような上質感がありながらも、愛着が持てるような住まいにしたい。

もう1つは、仲間と気兼ねなく過ごす空間。
家の中を自由に行き来してもらいながら、
一緒にたのしい思い出をつくりたい。

こんな2つの思いから生まれた住まいは、
お2人にとっては決して広すぎることはありません。
帰国するたびにたくさんの仲間が訪れているそうです。

2016 5/18 8:38 Posted by リノベーション実例