ARCHIVES : 2008年5月
納まってみると何てことはないのですが、浴室から洗面に続いている壁の25ミリモザイクタイルは割付するポイントがたくさんあって苦労しました。
浴室の窓、境にあるテンパーガラス、洗面の半埋め込み収納、全てをきっちり割り付けました。とてもきれいです。
ここでは同じ色の300角タイルと600角タイルを使ってあります。
実は600角タイルは実際の寸法が605ミリくらいありまして、300角タイルと微妙に目地が合いません。悩んだあげく605ミリを600ミリに切り落として目地を合わせました。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、数ミリのことでもこだわるとやっぱり見た目が違います。
腕のいいタイル屋さんに感謝。
施工管理:田中
引戸には普通、既製品の引き手金物を1つ取りつけますが、今回はあえて3つ付けました。3つ取り付けることで、既製品ではなくなり3つで1つのデザインされたオーダーの引き手金物となります。使い勝手も丁度指が入ってとても使い易いです。
収納の引戸については、金物を3つ取り付けるとちょっとうるさい感じがするので、単純に丸く穴を開けました。木のおもちゃみたいな手作り感がやさしさを引き出します。ただ、小さいお子さんがケガをしないように、建具の裏から丸い穴のところにアクリル板を張って指が突き抜けないようにしました。
フローリングは、ナラの古材っぽい節がある、とてもナチュラルでやさしい材料です。塗装はウレタン艶消し塗装。お施主様のお好みはオイル仕上げでしたが、小さいお子さんがいらっしゃるのでメンテ性を考慮して塗装になりました。でもツルツルピカピカになってしまうと、このフローリングの良さが生きませんので、艶消しにしてみました。結果とても良かったと思います。リビングの収納建具も同じように艶消しにしてみたら、これがとてもうまくいきました。落ち着いたしっとり感となってフローリングとマッチしてナチュラルでやさしい空間になりました。
設計:星
フルリフォームをすると何もかもが新しくなり、まるで新築のように見違えます。でも今までの家への思い出や愛着が人にはあると思います。
ここで紹介するリフォームは、外壁と柱を残し全て新しくしました。その中に以前の家で使われていたステンドガラス入りのダウンライトを要所に使用しています。
今後始まる暮らしの中に少しだけ以前の記憶をとどめておくことで、一層家への思いを深めていただきたい気持ちを込めています。
設計:笹谷






