ARCHIVES : 2008年9月
リフォームの計画を行う際にお客様より
「住みながらの工事は可能ですか・・?」
「工事中の仮住まいはどうするの・・?」
というご質問をよく戴くのですが・・、
まずは、仮住まいが必要になるかどうか?の基準として、どのくらい普段の生活に具体的な支障を来すか?ということももちろんですが、仮に生活に支障はなくとも工事中のドタバタが、お客様の心境にどれだけ影響を及ぼすか?
という点もとても重要と考えています。
お住まいになりながらの工事の場合、現場の進み具合をリアルタイムに感じて戴けますが、普段はリラックスできるご自宅も、工事中は文字通り、工事現場と化してしまい、電動工具等の振動、騒音、ほこりや絶えず職人さんの出入りがありますので、日中、在宅している奥様やお子様が気付かないうちに心労をかかえてしまうケースもよくございます。
仮住まいとなりますと、どうしてもお引越しの手間や家賃が余計にかかってしまいますが、完成したときにすっかりクタクタになるよりは、現場の完成を待つ楽しみもありますので、大規模なリフォームを行う場合には、出来るだけ、仮住まいされることをお勧めしております。
クラフトでは、(通勤、最寄り駅、ペット、駐車場・・)のリクエストに応じて、仮住まい先をご紹介することもも可能ですし、お荷物を一時保管するトランクルームもご案内できます。
どうぞお気軽にご相談ください。
丁度1年前、弊社ホームページコンタクトへお問い合わせを戴きました。
そのお客様はお仕事の都合で海外にお住いで、1年後のご帰国に併せて日本にお持ちのお住いをリフォームし、終の棲家にしたいとのご要望でした。
その後、ほんの数日間の貴重な一時帰国に合わせてご要望をじっくり伺いました。
次はいつお会いできるか分からない状況でしたが、時間をかけて色々なお話を伺いました。
渡航されて以降は、お客様とのやりとりはメールです。
(どうしても、という時だけ2,3度お電話はいたしました。)
直接お会いしてお話すれば直ぐに済むことも、メールですと非常に時間がかかりましたが、お客様の想いや設計者の熱意は、十二分に伝わったと思います。
何度も何度もメールでご連絡しつつ、プランは徐々に出来上がってきました。
ただ素材などの仕様決めの時だけは、無理を申し上げて数日間、ご帰国して戴きました。
インターネットで画像は見ることはできても、触れて感じていただく事は出来ませんので。
その後、着工して暫くは時折メールにて現場のご報告。
中間検査のタイミングで丁度本帰国となりました。
そして今、現場は完成間近。もう直ぐ、養生が外されます。
先程これまでに送受信したメールの数をカウントしましたが、優に100通は越えていました。
今思うとそれもすごい量に感じますが、それがあったからこそ素敵なお住まいをお引き渡しできたと思います!
営業:堀口

1世帯から完全分離の2世帯住宅にリフォームする場合、外部のアプローチプランは結構難しい場合が多い気がします。
門扉は一緒で玄関が2つある場合、2つの玄関が離れていても、どちらかが勝手口のような位置になってしまったり、逆に玄関同士が近すぎて独立性が保てなかったりします。
もともと道路から1世帯用のアプローチになっている訳ですから、玄関を2つ作るだけでは、なかなかうまくいきません。
そこでアプローチや門扉にも手を入れることに・・・
今回の物件は、完全分離の2世帯住宅をご計画したHさまご家族。
1階をご両親さま世帯、2階をお嬢さま世帯にすることは、概ね決まっていましたが、アプローチや玄関をどのようにプランするか?基本は完全分離ですが、お互いの気配がわかり、セキュリティや使い勝手、独立性をどう確保するか?
2階のお嬢さま世帯へは、2階玄関に通じるコンクリートの外階段を造り、カーポートとの境に門扉を設置。
1階ご両親さま世帯の玄関は古いけれどとても雰囲気がいいので、大きく手を入れることはしないで、もともとの位置にしましたが、2階の門扉の位置と1階の玄関が隣り合ってしまい、独立性やアプローチとしてのゆとりが無くなってしまいました。
そこで1階玄関に入るアプローチを右に迂回させて、独立性を保ち、2階門扉には、人工木と穴あきレンガでデザインし、透けて見えることによってセキュリティを確保しました。
床はピンコロ(四角い御影石)を敷詰め、本物の重厚感を引き出しました。
リフォームで外構をプランニングするのは、いろいろな要素が交錯してちょっと厄介ですが、今回はとてもうまくデザインできたと思ってます。
設計:笹谷



