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CRAFT STAFF による WEBLOG

ARCHIVES : 2009年4月

RCの増築

築23年のRCの建物にRCで増築をする工事を行いました。当然ながらこの建物は既存不適格となりますが、増築する場合は、現行の構造計算基準に照らして既存建物が適合しているか?
もしくは耐震診断を行ってOKとなるか?
この二つのどちらかでなければなりません。
前者は構造計算してもかなりの確率でダメなケースが多いのが実態でしかもかなりの費用がかかりますので、今回は後者の耐震診断を行いました。
検査済証や図面、構造計算書もありましたので、比較的スムーズに検証ができました。
結果的にも補強する必要がないことが判明し、RCの既存建物にRCの増築部分をエキスパンションで接合して建築することができました。
もちろん増築部分への開口も構造計算書を基に安全を確認し、開口を開けましたが、苦労しましたのは新たに開けた開口部分の鉄筋補強でした。

今回のように検査済証があったので、構造計算書や図面を信頼して耐震診断を行えましたが、もし検査済証がなかった場合、構造計算書や図面をどこまで信頼するのか?
どこまで現地調査を必要とするのか?
現実的に調査が可能なのか?などはっきりしていないのが今の実態です。
安全も無視できませんし、資源を大切ににすることも重要です。
良い方法はないものかといつも悩めるところです。

設計担当 S