Material ConneXion Tokyoで見つけた新素材

先月からはじまった〈TOKYO DESIGN WEEK 2015〉では
沢山のインテリアショップで新作発表会や展示会が開催されました。

仕事柄、家具屋さんやメーカーさんなどから招待状を頂くのですが、
今回は以前から気になっていた、
Material ConneXion Tokyoのショールームに出掛けてみました。

   

 

こちらはNY発祥の世界中にショールームを構える、
『マテリアル』だけを集めて展示しているショールームです。

マテリアルと言うと、なんのことやらという気がいたしますが、
プロダクトや建築を造るデザイナーたちが、
新しい素材を自ら時間をかけて模索することなく
世界中で日々生まれる新しい技術や素材を紹介し、
メーカーとデザイナーを引き合わせてくれるショールームです。

毎月約30種類くらいの新しい素材が世界中から追加され、
建築以外ですと、車や家電など様々な業界のデザイナーさんが足を運び、
こちらでデザインのアイディアをもらっていくそうです。

この素材の展示ブースは会員制の為、入ることが出来ないのですが、
イベントスペースは無料で開放されています。

現在(~12/25まで)開催されているのが、MATERIAL DESIGN EXHIBITION。
企業が持っている技術を活かし、
デザイナーが新しいプロダクトを造るとどんなものが出来上がるか
素材の可能性を引き出す展示会が行われています。

その中でも興味をそそられたのが
元々洋服の繊維の染色をしていた企業が
その技術を活かし、突き板(家具の仕上などに使用される材)を染色したもの。
 
写真の通り、きれいなグラデーションのこの突き板は
こちらの企業がもっていた漂白の技術が活かされて、
このような綺麗な発色、色彩になっています。

木の美しい木目は消えることなく仕上がり
自動車の内装に使われたことがあるそうです。

もうひとつ。こちらはメッシュで作られた色とりどりのトレイです。

 

日頃メッシュ素材は使わないな~と見ていましたが…
ハッとしました!網戸です!

普段すぐ近くにある網戸が、こんなにきれいな色になり形を変えることで、
果物を入れたり、鍵を置いたり自由自在に使うことができます。
アイディアひとつで、可能性がどんどん広がってゆきます。
こちらは近い将来、インテリアショップで見かけるようになるかもしれませんね。

なかなか捉えにくいマテリアル=素材のお話でしたが
いかがでしたでしょうか。

普段気に留めていなかったものが、
よく見てみると面白い可能性を秘めているかもしれません。
私もこれからもハッと驚くような素材に出会えるように
周りをきょろきょろしながら探しをしてみたいと思います。

今月は蚤の市やインテリアライフスタイル展など
まだまだイベントが盛りだくさんですので、
興味がわきましたら、どうぞ足を運ばれてみてください。

設計担当:渡部

2015 11/24 8:37 Posted by 素材・材料