東海岸トラッドスタイル

〈中古を買ってリフォーム〉〈一戸建てリフォーム〉

「どのような家に住みたいですか?」と聞かれて、
ぱっと答えられる人は少ないのではないでしょうか。

しかし、「お気に入りのお店はありますか?」
と聞かれると、いくつか思い浮かぶことがあるのでは。
レストランだったり、ホテルだったり、よく行くインテリアショップだったり。

きっとそこには、
「白がベースのラフな空間」
「クラシカルな雰囲気」
といった、いくつかの共通点があるはずです。

そこから、リノベーションの理想のテイストを見つけていく
というのもひとつの方法ではないでしょうか。

 

2人目お子さまの誕生をきっかけに、築28年の一戸建てを購入したMさん。
数年前にリフォームされたキレイな状態でしたが、
間取りもデザインもご夫婦の好みに合わず、
あらためてリフォームすることになりました。

「ラルフローレンみたいな雰囲気が好きです」

住まいのコンセプトとデザインを決めたのは、この一言。

ラルフローレンと言えば、東海岸の伝統的な雰囲気に
ちょっとNYの都会的な洗練さをプラスしたようなイメージです。
知的で、上品で、エレガント。
ハイセンスな人たちが暮らす欧米邸宅を思わせます。

しかし、こちらにはまだ生まれたばかりの小さなお子さまがいます。
あまり重厚すぎると、お子さまがのびのびと過ごせないはないか。
ご夫婦も肩が凝るのではないか。

そう考えたデザイナーは、トラディショナルな雰囲気をそのまま残し、
ベースカラーに、明るくさわやかな白を取り入れました。

キッチンを取り込んで、ゆったりとしたLDKに。
LDKとひとつながりの和室は、フルオープンにすることもできます。
キッチンからは、和室でお昼寝するお子さまの姿が一目瞭然。
子育て真っ最中の奥さまも安心ですね。

 

床は、上質なヨーロピアンオークの無垢フローリングをセレクト。
どっしりと重厚な踏み心地と、やわらかな肌ざわりが特徴です。
大人でも、裸足になったり、床に座ったりしたくなる気持ちよさですので
小さなお子さまがいたり、裸足でリラックスして過ごしたい方にはおすすめです。

 

壁と天井、ドア、そして本棚は白で統一。
壁と天井の境目や、本棚にはモールディング(額縁のような飾り)を入れ、
クラシカルなイメージをつくっています。

北側で暗かったキッチンは、今回のリフォームで南側に大きく移動してフルオープンに。
左右から出入りできるため、キッチン横のパントリーとウッドデッキ、
どちらにも行き来がしやすくなっています。
掃除に料理に、子さまおのお世話…となにかと忙しい奥さまにとっては
便利な動線です。

 

フルフラットですっきりとしたものをオーダー。
収納扉はもちろん框組。
クラシカルな印象を誘います。

壁には手づくり感のあるサブウェイタイルを貼り、
懐かしいようなぬくもりをプラスしました。

 

LDKの入り口のドアは、オリジナルで造作。
玄関前の大きな両開きドアは、ゆったりとした印象をつくります。
あえてガラスの部分を大きくし、玄関からの見通しを高めて伸びやかに。
「玄関のドアを開けた瞬間に、LDKで過ごす家族の様子飛び込んでくると
なんだかほっとします」とご主人さま。

ちょうど遊び盛りの上のお子さま。
ウッドデッキとLDKを行ったり来たりと
楽しそうに駆けまわるお子さまの笑い声が、家中に響きわたります。
聞いている私たちも、なんだか幸せな気分になりました。

好きなブランドイメージをテーマに
そこに暮らす人らしさをプラスしていく。
そうしてオリジナルの住まいをつくることが
リノベーションのたのしさではないでしょうか。

2016 6/7 10:14 Posted by リノベーション実例