ガレージのリフォーム

今回は、既存をうまく活かす事に挑戦したガレージについてです。

 
もともとは、こちらの写真のように
元々風合いのあるタイル貼りの外壁にラワンの無垢材の天井材をあしらった雰囲気の良い
ガレージでした。

一点問題があるとすれば、こちらも雰囲気は大変良いのですが
開けるのに力のいる、重い引違の格子スチールドア(SD)・・・。
今回、既存のデザイン・素材を活かしつつ電動シャッターの埋め込みに挑戦しました。

まず重いSD・レールを撤去しました。

上下のレール部分は、コンクリートの中でがっちりと設置されています。
周りのコンクリートや外壁タイルを一回り大きく斫る形で
埋まっている取付部分(溶接部分)を表して初めて撤去できます。
合わせてシャッターを埋め込む天井部分を大きく開口します。
その際、既存の天井材は、できる限り再利用(戻せるよう)できる様に
大工さんが丁寧に外し、保管しました。

 

その後に写真の様に鉄骨で柱型を作りました。
これが、シャッターを支え、シャッターのレールの受けになります。
鉄骨のままでは、工場の様になってしまいますので、
せっかくですから外部はタイル・内部は鉄板黒塗装にて仕上げます。

写真の銀色の触ると痛そうな板は、鉄板にラス網が溶接されている左官の下地材です。
これにタイル下地モルタルを左官をし、タイルを貼っていきます。

タイルも既存類似品をタイル屋さんに協力して頂き探しました。
天井内にシャッターを埋込、天井下地組を大工さんが復旧。

シャッター点検用の点検口の下地も作りました。

 

いよいよ仕上げの復仇です。

天井のラワン材を復旧。
タイルも復旧。
床コンクリートも目地付きで復旧。

 

その後、全体のクリア塗装が痛んでいたので全面を再塗装して完成です。
既存の風合いを活かして、機能性あるガレージになったと思います。

 

ちなみに写真のシャッタースイッチも新たに設置。

通常ですとこの様なリフォームでの設置では、
露出配管・配線でスイッチもボックスが露出するところを
電気屋さん渾身の作品として既存タイルに埋込事に成功。

 

できてしまえば当たり前にみえてしまうガレージの納まりかもしれませんが、
手間を惜しまない職人さんの意識とこだわりがある事で
当たり前のきれな仕上げが出来ている事を、少しでも感じて頂けますと幸いです。

施工担当:萩原

2016 10/5 8:42 Posted by 施工担当