「音風景を探す」水の郷 佐原

「ジャ~~~~」

そんな音が聴こえてくるここは、千葉県香取市にある水の郷・佐原。
 
川越市と並び、小江戸と言われる古い町並みを残した町です。
 

 

佐原には古民家を活かしたカフェやお店が所かしこにありますが、
一番の観光スポットは町の中心を通る水路。

 

この水路は、『さっぱ舟』と呼ばれる小船で巡る事もできるので
徒歩とはまた違った風景を見る事ができます。
 
さてジャ~~~~という音は何の音だったかというと、
樋橋(とよはし)、通称じゃあじゃあ橋と呼ばれる橋から落ちる水の音になります。

 
 
なぜ橋から水が?と思いますが、
江戸時代、ここでは農業用水を大きな樋を通し、川をまたがせ、田んぼに送っておりました。
その樋の上に板を渡したのが「樋橋」になり、
樋から溢れた水がジャージャーと川面に流れ落ちている事から
じゃあじゃあ橋と呼ばれているそうです。
 
今の橋は観光用に造り替えられたものですが、
水の音は昔と変わらず、「残したい日本の音風景100選」にも選ばれております。
 
目で見て風情を感じる事は少なくないですが、
じゃあじゃあ橋のように、音を聴いて昔と同じ風情を感じる事は身近には中々ありません。

いや、もしかしたら気づいてないだけで、昔から続く音風景は日常的にあるのかもしれませんね。
 
「音風景を探す」
 
今回なにか、日常での楽しみの一つを見つけたような気がします。

施工担当:楠見 
 

2017 3/20 8:51 Posted by 施工担当