水回りの配管ルートを考える

リノベーションで、キッチンなど水回りの位置や向きを変更をすると
雰囲気や使い勝手が大きく変わります。

ただ、キッチンの位置を大きく動かす場合、排水の位置や躯体の形状によって
設備配管が成立しない場合があります。

設計段階で配管ルートを検討しつつプランする事が大切になってくるわけです。

 
今回は、メゾネットタイプのマンションリフォーム。
1FとB1Fにそれぞれトイレを設ける計画です。

B1Fにはもともとトイレが無く、排水管がありません。
そこで、ポンプによって1Fの排水まで繋ぐ計画です。

上下を貫通するスリーブ(配管等を通す孔)が無いため、
階段部分のスラブ開口から1Fの天井内まで、
柱の中に配管を通すことになりました。

 

 

 

そして完成したのがこちらです。

 

左の柱に配管が通っています。

板目(うねるような木目)の木で化粧したことで、大黒柱のような雰囲気。
廊下のアクセントになっていますね。

デザイン(意匠)を守りつつ、下地や配管ルートを考える作業は
個人的にはパズルを解くような感覚で、おもしろかったです。

実際に仕上がってみると、配管が通っているようには見えません。

 

後からうかがったスタッフによると
小さなお子さまがいることから、やはり地下のトイレはマストだったそうで
「つくってよかった」と、お施主さまにも喜んでいただけたようです。

施工担当 松尾

2017 6/6 8:37 Posted by 施工