床と壁に『大谷石』を貼りました

今回の現場では、床と壁に大谷石を貼ることになりました。

大谷石の特徴は、軽くて加工がしやすく、耐火性にも優れていること。古くから住宅の壁や塀に用いられてきましたが、大谷石の持つ柔らかさ、風合いから室内にも使われる事が多くなっています。
 
クラフトのリノベーションでも大谷石を使うことはありますが、私個人としてはなかなか機会に恵まれず、今回初めての大谷石の施工。以前のブログにも書かせてもらいましたが、以前、栃木県の大谷石地下採掘場を訪れたこともあり、いつも以上にわくわくしながら、施工に挑みました。

 

今回入れた大谷石は900mm×450mmのサイズで、厚みは約27~30㎜。大谷石が軽いといってもこのサイズですと、結構な重さ。下地はしっかりと組み、ベニヤ下地とします。

 

事前準備として、あらかじめ裏面に浸透プライマーを塗っておきます。接着剤を効かせるため、また大谷石自体の表面強度を強くするためです。

施工にあたっては、セラミックボンドを使用。石自体に多少の反りや厚みの誤差もあるため、貼る際には、石と石との段差(目違い)に気をつけないといけません。

 

この大きさになると1日1段づつしか積んでいけなく、施工は約1週間ほどかかりました。

 

ゆっくりですが、確実に大谷石が貼られていきます。

 

窓まわりの納まりも丁寧に美しく。

 

 

 
そして完成しました。

 

今回は約25平米ほどの面積に貼ったため、大谷石の魅力が十分に味わえる空間となりました。また出隅の角をトメ加工はせず、30mmの石の厚みをそのまま見せることで、より重厚感が出ています。

今回は職人さんに大谷石の貼り方を学んだので、いつか自宅の壁の大谷石貼りにチャレンジしてみたいと思います。

施工担当:楠見

2018 5/22 9:50 Posted by 施工