朝日ウッドテック『クールジャパン』を施工しました

今回は、壁の仕上げに「クールジャパン」を貼る計画です。
「クールジャパン」とは、朝日ウッドテックが出している木質ボーダー材の商品名です。

 

国産の無垢材パネルで、木目や節も自然のもの。
凹凸加工されているため、木肌の風合いをダイレクトに感じることができます。

下地に黒い受けを取り付け、それに材料を引っ掛けて積み上げていくような納まりです。

 

文章にしてしまうとそれだけなのですが、一つ一つが無垢の接ぎ材で出来ている材料で、
多少の誤差や反りがあり、実際は微調整をしながらレベルを見て慎重に貼っていく必要があります。
慣れもあるのでしょうが、スムーズに進む感じではありません。

 

天然木に調湿効果があることは皆さんご存知かと思いますが
こちらのパネルの裏に隙間を取るのは、より調湿効果を高める狙いがあります。

 

貼りあがってくるとこのような仕上がりです。
 

自然光のもとでは、ナチュラルな木の風合いがたのしめますし、
間接照明のもとでは、陰影が生まれて印象ががらりと変わります。
    
天然木のため、少しずつ経年変化していくことも特徴。
これも楽しみの1つですね。

施工担当:松尾

2017 9/13 9:39 Posted by 施工

カッシーナ・イクスシー青山本店の見学会

カッシーナ・イクスシー(CASSINA IXC)青山本店が今年リニューアルオープンしました。

 

今回はカッシーナ・イクスシーの皆さまのご厚意で
店内と新作家具の見学をさせていただくことになりました。

クラフトでは、リノベーションした空間に合う家具をセレクトすることがあります。
その際に、設計担当はお客さまと一緒にカッシーナを訪れますが、
個人的にゆっくりと見て回る時間はあまりないため、こうした機会をいただけてとてもうれしいです。

まずは青山本店から徒歩1分の場所にある、ジーマティック(SieMatic)へ。

 

ジーマティックは、高級キッチンとして世界的に有名なブランドで
日本ではカッシーナ・イクスシーのグループ会社が販売しています。

 

ちなみに、クラフトでも人気のミーレの食洗機、ガゲナウのコンロ、リープヘルの冷蔵庫…すべてドイツ製です。
性能、耐久性、使いやすさ、美しさに惚れ込んで導入される方は少なくありません。

こうした質実剛健なドイツブランドを代表するジーマティックのキッチンは
「引っ越す時にキッチンを持って行きたい」と、実際に海外から空輸する方もいるほど
一生ものとして、長く大切に使われているのだそうです。

その後、リニューアルしたカッシーナ・イクスシー青山本店へ。

 

1階はフレグランスや食器などライフスタイル雑貨が中心、2~3階には家具がゆったりとレイアウトされています。
店内の内装に使われている、床材や壁の塗装もユニークです。

 

ソファに腰掛け、座り心地を確かめる設計担当。

実際にいろいろなソファに座らせていただいた中で、個人的に気になったのがマラルンガシリーズ

   

これはカッシーナでも有名なのでご存知の方もいるかもしれませんが
美しさはもちろん、座り心地が抜群によかったです。
背もたれがハイバック・ローバックに変更できるのですが、
ハイバックだと首回りをやさしく支え、ローバックだと腰をやわらかく包み込んでくれます。

とあるクラフトの設計担当いわく「これを選んでおけば、とりあえずは間違いない」
とのことでした。

エッジの効いた家具も目立ちます。

カッシーナでも人気のコルビュジエのLCシリーズについては
正規品とリプロダクト品の違いをしっかりと教えていただきました。

 

2015年よりパトリシア・ウルキオラをアート・ディレクターに迎えたカッシーナ。
カッシーナがアートディレクターを置いたのは初めてということと、
彼女の個性でこれからカッシーナがどのように変わっていくかということに
インテリア業界全体が注目していています。

 

もちろんこれまでのオーセンティックな趣はそのままですが
どことなく華やかで女性らしい雰囲気がただよっているような気がしますね。

 

奥のファブリックコーナーがあり、素敵な生地がたくさん並んでいます。
シンプルな無地もありましたが、目をひかれるのはモダンなパターンやヴィヴィットな色使いのもの。
肌ざわりがよく、厚みもたっぷりとしていてゴージャスです。

ご担当の方にいろいろご説明いただきながら
あっと言う間の2時間でした。

カッシーナと聞くと、どうしても”モダンなデザイン性”に注目してしまいがちですが
こうして実際に触れたり、歴史や工法をうかがってみると
職人さんが手しごとで、丁寧にものづくりをされているということがよくわかりました。

今年90周年を迎えたカッシーナ。
これまでの伝統を守りつつ、新たなクリエイションへの挑戦を感じさせてくれる
インテリアショップへと生まれ変わっていました。

企画担当:佐藤(瀬)

2017 8/31 10:36 Posted by デザイン・プランニング

壁と天井に突き板シートを貼りました

先日、壁天井にサンフット貼りを行いました。

 

サンフットというのは(株)北三の製品です。
天然木の突板をシート状にしたもので、厚みはなんと0.4mm。薄いですね~。

 

裏にアルミの基材を貼っており、
曲面でも角でも折り曲げて貼る事ができます。
今回壁面に6mmの底目地をとっている為、底目地内も貼ってもらいました。

サンフットでは様々な木種のラインナップがありますが、
今回はサペリマホガニーの板目を使用。
 

施工方法はというと、
クロス貼と同じようにまずは貼る場所のパテ等の下地処理。
パテで下地を平滑にした後には接着性を良くする為、シーラーを塗布します。
 

シーラーが乾いたら、いよいよシートに接着剤を塗り、貼り込み。

 
今回はシート1枚が3×9サイズ(910mm×2,730mm)と大きい為、貼り込みも3人がかりで行います。
ちなみに天井に貼った枚数は19枚。

 

職人さんも「これだけの数量を天井に貼るのはなかなか無い」とおっしゃっていたほど
今回は広範囲に渡りサンフットを貼りました。

 

最近のシートは印刷なのか天然木なのか一見分からない位に進化しておりますが、
やっぱり本物の天然木にはかなわないような気がします。

これから床石も部屋目一杯に貼っていきます。
仕上がりがとても楽しみです!

施工担当:楠見

2017 8/22 8:55 Posted by 施工