マンションリフォームの工事の注意点
マンションリフォームの工事の注意点

マンションリフォームでは、工事ができる部分、できない部分があります。各マンションの管理規約によって定められているため、リフォームプランをつくる前に必ず確認しましょう。
まずは、共用部分。エレベーターやエントランス、廊下はもちろんですが、お住まいの方だけが使うような玄関ドアやバルコニー、サッシも、共用部分のため工事ができません。また、床・壁・天井のコンクリート躯体や、給排水タテ管なども共用部分で、工事に影響してしまいます。たとえば、エアコンを設置する場合はコンクリート躯体に配管を通してバルコニーに室外機を置くのが普通ですが、エアコンの位置を移動するために、コンクリート躯体に新たに孔を開けたり、バルコニーの壁に室外機をとりつけることはできません。
エアコン一つの移動でも、共用部分の変更に関わる以上は、必ず管理組合の許可が必要になります。このようにマンションリフォームでは、管理規約の制限や共用部分との関連で注意しなければならない工事がいくつもあります。制約が多すぎて思い通りの住まいにできないように感じるかもしれませんが、管理規約をしっかりと理解し、デザインでの視覚的効果を駆使しながらプランニングすれば、理想通りの住まいをつくることができます。
管理組合への届出と周辺配慮
マンションリフォームの計画では、まず工事規制が記載されている管理規約を確認します。
不明な部分があれば、事前に管理組合へ工事内容を相談しましょう。最低限、確認しておくことは以下のとおりです。
● 工事ができない時間と曜日
● 周囲の同意なしにできない工事
● 床の防音規定
● 養生の規定(工事が終わると養生を毎回撤去するなど)
● 職人さんの進入経路と、駐車場
● 近隣挨拶の範囲
クラフトでは工事に入る前に必ず、管理組合へ工事内容の確認、近隣住民の方々へ挨拶を行います。工事中も、騒音やホコリに配慮しながら、住民のみなさまのご迷惑になることがないよう心がけています。
管理組合への工事の申請時期や許可が下りるまでの期間は、マンションごとに異なります。提出するのは平面図や仕様書、工程表など。さらに近隣の同意書が必要な場合があるため、できるだけ早めに動き始めたほうがよいでしょう。
届出が必要なケース
・床の防音工事
ほとんどのマンションでは床の防音性能が規定されています。もし床の遮音等級がLL-45に規定されている場合、無垢フローリングを張るためには、床材の下地に防音工事を施します。フローリングの使用が禁止のマンションもあります。事前に確認しましょう。
・サッシのガラス・カギの交換
サッシのガラスを断熱性のあるガラスに変えたり、カギを頑丈なものに変えたりすることは可能ですが、サッシは共有部分になるため、管理組合の許可が必要です。また、メンテナンスは区分所有者が行うことになります。
・床暖房の設置
電気式の床暖房を導入するとき、電気容量をアップしなければなりません。電気容量の上限は規制されているため、必要な電気量を確保できなければ床暖房を諦めざるを得ません。ガス式の床暖房も同様、必要なガス量を得られず設置できないことも。事前に管理組合に確認しておきます。
・インターホンや火災報知機の移動
リフォームによる間取り変更にともない、インターホンや火災報知器を移動する場合がありますが、こちらも管理組合への相談が必要です。マンション全体を管理している設備業者がおり、そちらに工事を依頼しなければならないことも。手配はすべてクラフトが行います。
規制の多いマンションは工事の申請が大変ですが、きちんと管理されている証拠でもあります。
マンションリフォームの防音について
「子供の足音がうるさい」「夜の掃除機が迷惑」といった不満を、マンションにお住まいの方から聞いたことはありませんか? マンションの近隣トラブルの多くは、騒音によるものだと言われています。そこでクラフトでは、リフォームで床を張り替えるタイミングでの防音対策をおすすめしています。
ほとんどのマンションでは、管理組合によって床の防音規定が定められています。椅子をひきずったり、モノを落としたとき、階下に響く音を軽量衝撃音(LL)と言い、数値が小さくなるほど遮音性能が高くなります。ほとんどがLL-45(上階のモノの落下音が多少響き、生活音が気になる)もしくはLL-40(モノの落下音はほとんど響かず、生活音が気にならない)で設定されています。
防音方法はさまざまですが、その1つが防音タイプフローリングの敷設。フローリングの裏側に防音ラバーがついていて、足音などが階下に伝わりにくくする効果があります。無垢フローリングを敷設したい場合は、フローリングの下に吸音性があるグラスウール敷くと、生活音をカットしてくれます。さらに、コンクリートスラブの上に床を組み、二重床にすることで、より防音性を高めることも可能。二重床は床が上がるため、どうしても天井高が低くなりますが、床と床の間に排水管を通すことができるため、水まわりを移動しやすくなるメリットも。逆にスラブに直接カーペットやフローリングを敷く方法は、天井高を高くとれますが、階下に音が伝わりやすくなるためマンションではおすすめできません。
マンションによっては、フローリングの使用そのものが禁止されている場合もあるため、必ず事前に管理組合に確認しておきましょう。
他のリフォームメニューの事例を見る

一戸建てリフォーム #411
東京都 練馬区
築13年 60㎡

一戸建てリフォーム #408
川崎市 麻生区
築13年 155㎡

一戸建てリフォーム #399
千葉県
築10年 110㎡

今のお住まいをリフォーム #413
神奈川県 横浜市
築16年 80㎡

今のお住まいをリフォーム #406
東京都
築35年 77㎡

今のお住まいをリフォーム #391
東京都 港区
築30年 104㎡

中古リフォーム #423
東京都 世田谷区
築14年 80㎡

中古リフォーム #417
東京都
築30年 105㎡

中古リフォーム #403
神奈川県
築23年 120㎡

二世帯リフォーム #377
東京都 杉並区
築21年 85㎡

二世帯リフォーム #282
東京都
築19年 175㎡

二世帯リフォーム #275
東京都 板橋区
築31年 185㎡

スケルトンリフォーム #326
東京都 江戸川区
築15年 67㎡

スケルトンリフォーム #311
東京都 中央区
築10年 100㎡

スケルトンリフォーム #298
川崎市 中原区
築20年 80㎡

フル・大規模リフォーム #410
東京都
築15年 81㎡

フル・大規模リフォーム #343
東京都 中央区
築14年 98㎡

フル・大規模リフォーム #339
神奈川県 横浜市
築22年 152㎡

鉄骨リフォーム #414
東京都 世田谷区
築24年 95㎡

鉄骨リフォーム #396
東京都 三鷹市
築25年 140㎡

鉄骨リフォーム #289
神奈川県
築26年 99㎡

鉄筋コンクリートリフォーム #419
東京都 三鷹市
築31年 306㎡

鉄筋コンクリートリフォーム #404
東京都 目黒区
築9年 140㎡

鉄筋コンクリートリフォーム #402
東京都 港区
築17年 378㎡

木造リフォーム #409
神奈川県 鎌倉市
築28年 130㎡

木造リフォーム #321
東京都 杉並区
築28年 67㎡

木造リフォーム #301
東京都 中野区
築40年 100㎡

ツーバイフォーリフォーム #420
横浜市
築23年 182㎡

ツーバイフォーリフォーム #418
東京都 港区
築30年 120㎡

ツーバイフォーリフォーム #390
東京都 港区
築12年 244㎡

ビルリフォーム #401
東京都 港区
築20年 108㎡

ビルリフォーム #383
東京都 中央区
築20年 126㎡

ビルリフォーム #376
東京都 板橋区
築26年 220㎡

タワーマンションリフォーム #386
東京都 新宿区
築14年 67㎡

タワーマンションリフォーム #306
東京都
築8年 134㎡

タワーマンションリフォーム #290
横浜市 西区
築8年 100㎡

ハウスメーカーリフォーム #319
横浜市 西区
築20年 150㎡

ハウスメーカーリフォーム #258
東京都 府中市
築20年 194㎡

ハウスメーカーリフォーム #204
東京都
築18年 145㎡

建築家リフォーム #363
神奈川県
築20年 120㎡

建築家リフォーム #327
東京都
築25年 190㎡

建築家リフォーム #278
東京都
築42年 140㎡

自然素材リフォーム #364
神奈川県
築30年 150㎡

自然素材リフォーム #359
神奈川県 逗子市
築19年 90㎡

2戸を1戸にリフォーム #254
東京都 世田谷区
築20年 120㎡

2戸を1戸にリフォーム #148
東京都 稲城市
築11年 66㎡

高級リフォーム #362
神奈川県
築40年 123㎡

高級リフォーム #360
神奈川県 横浜市
築20年 120㎡

高級リフォーム #313
神奈川県
築30年 105㎡