贅沢な大空間と間接照明で、築20年のマンションを一新 | リフォーム・リノベーションのクラフト

マンションリフォーム

リフォーム・リノベーションデザイン実例　#076 新宿区

物件データ
マンションリフォーム

所在地：: 東京都新宿区
家族構成：: 本人
築年数：: 20年

リフォーム面積：: 68㎡
工期：: 1.5ヶ月
費用：: 1376万円

イメージはダイニングバー。贅沢な大空間と間接照明で、築20年のマンションを一新

自分のイメージ通りにリフォームできる新宿区の中古物件を探していたSさん。一人暮らしを贅沢に楽しめる大空間にし、気に入っているダイニングバーのような間接照明を採り入れることだったそうです。最終的にクラフトに依頼したのは、4つもプランを提示するなど提案力があったから。イメージがつかみやすい3D図面もポイントが高かったそうです。限られた面積の中で大空間を作りだすには、思い切りも必要だったそう。「キッチンをミニタイプにするなど、自分の生活で”不必要”な部分は潔く削りました」。こうしてできたのが、この大空間。寝室のパーティションを吊り扉にするなど細かな計算の積み重ねで、開けたときの一体感を生み出しています。

細かく分かれた間取り。一人暮らしを快適にする1LDKが理想

リフォームすることを前提に、中古マンションを購入されたSさん。もともとは3DKで、各部屋が暗く狭い印象でした。一人暮らしを快適にするため、リビングダイニングを広くとった1LDKへの改装を決意しました。

Before

After

不要なスペースを削り、ひろびろとした空間を実現しました

「キッチンはお湯を沸かすぐらいしか使わないので」というSさんの意見もあり、キッチンはミニサイズのものにしました。その分、空いたスペースはビッグスペースのリビングダイニングにし、片隅に寝室をレイアウト。 LDスペースとは吊り扉のパーティションで仕切っているので、お一人の時はひろびろと、来客時には目隠しして使うことができ、とても重宝されているとか。吊り扉は開け閉めに力がいらないので、ラクでいいですね、とSさんもお喜びです。

目指したのは、ダイニングバーをイメージした洒落た住まい

お気に入りのダイニングバーのように寛げる空間を目指して、もっともこだわったのが間接照明。大きな梁がいくつもあったので、それを利用して間接照明を取付け、まさにバーのように雰囲気良く仕上げました。また、洗面所もこだわりの空間です。台の上にポンと置かれたボウルは、普通のお宅ではあまり見かけない洗練されたデザイン。メディシンボックスの下にアルミ化粧板を貼ってアクセントにするなど、随所に工夫が施されています。

あくまでデザイン優先で、洗練された空間に

「一人暮らしを贅沢に楽しめる空間を作り出したい」とリフォームを決意されたSさん。限られた空間の中で無駄をけずり、機能的な1LDKを完成させました。生活感を感じさせないため、オーディオ機器がすっきり収まる棚を造作するなど、あちこちにこだわりが。配線は外から見えないよう、床下や天井裏を通すなど、細かな工夫がなされています。

それぞれの空間のリフォームポイント

リビング・ダイニング

細かく区切られていた部屋を、贅沢な一体空間に。これは「必要ないものは思い切って削る」というSさんの考え方で実現したもの。たとえば「お湯を沸かすくらい」というキッチンは、とてもコンパクト。奥の寝室は、吊り下げ型のパーティションで友人を招いた時などに簡単に隠せる仕組み。手前に見えるガラスブロックの向こうがキッチン。夜はキッチン側の明かりが漏れ、間接照明のようです。