ウレタン吹き付け

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住まいの“心地よさ”をつくる重要な要素の1つが「断熱」です。

「暑い」「寒い」といった感覚は、身体にダイレクトに伝わるため
その影響は大きなものになります。

最近の住宅は、断熱材が入っていることが当然のようになっています。
しかし、昔は住まいに対してもっと大らかだったのでしょうか。
冬は寒くて、夏は暑くて当たり前、といった調子で
断熱材が入っていないことも多くあるようです。
現在よりも建築基準がゆるかったことも起因しており、
築年数の古い住まいをリフォームしているとときどき、
断熱材が入っていない物件に出会うことがあります。

今回のRC造の一戸建てにも、断熱材が入っていませんでした。
コンクリートのため、このままでは冬になると室内に冷気が入り込み、
いくら暖房温度を上げても暖まりにくくなってしまいます。

そこで、外部に面した壁に、発砲ウレタンの吹き付け断熱工事を行いました。
こちらは躯体にスプレ―で吹き付けていくため、隙間のない施工が可能で、
コンクリートに吹き付けると、面白いようにもくもくと発砲します。
その気泡が優れた断熱性能を発揮して、暖気や冷気を防ぎます。

断熱材を入れるだけで、驚くほど過ごしやすくなります。
また冷暖房効果を高め、その結果、省エネにもなります。
温暖化が進む現代の暮らしに、断熱材は欠かせません。

クラフトでは、今回施工したウレタン以外にも、
天然素材やプラスチック系など、いくつかの断熱材をご用意しています。
断熱効果や工法についても詳しくご説明いたしますので、
リフォームのタイミングで断熱をお考えの場合は、お気軽にご相談ください。

2013 6/11 3:40 Posted by ST邸