雨漏り対策

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青山・世田谷のモデルルームに続き、
来年2月には新宿モデルルームも開設予定です。

14階・最上階のマンションは採光・通風ともに申し分なく、
ご見学の方には、これまでのモデルルームとはまた違った
開放的な雰囲気を味わっていただけると思います。

「一足でも早く完成させて、皆さまにお披露目したい」と思い、
急ピッチでリフォームを進めていますが、解体後に早くも問題が発生。
天井を撤去してみたら、なんと屋上が雨漏りをしているではありませんか。

雨漏りはたいてい、天井がシミになったり、カビが生えてきたりしてから
やっと気がつくことが多いのですが、
今回は、フルリフォームで床壁天井を全て撤去していたからこそ
早期発見で最悪の事態を避けることができました。

築27年のマンションため、多少の不具合があることは想定内でしたが
発見が遅れるほど被害が大きくなる雨漏りですから、
6世帯のご家庭がある同じフロアの皆さんに
被害が出る前に気がつけて、本当によかったです。

マンションの場合、屋上は共有部分のため
管理組合によって、修繕積立費で工事してもらえます。
すみやかに管理組合に報告し、防水工事をお願いしました。

クラフトでも、お客さまのマンションをリフォームする際は
雨漏りや水漏れの跡がないかを念入りにチェックしています。
もし発見したら、お客さまと管理組合にご報告。
雨漏りしている箇所の真上が防水不備の部分とは限らないため
防水箇所の特定はとても難しく、ほとんどの場合は全面補修を行います。
「FRP防水工法」「塗膜ウレタン防水」「シート防水」とさまざまな工法がありますが、
できるだけ既存の状態を見ながら最適な方法を選択して完璧に防水。
私たちも防水工事の大変さを知っているだけに、
他社の工事だとはいえ、他人事ではいられない気分でした。

屋上部分の雨漏りは、マンションの管理組合が対応してくれますし、
そのせいで生じたシミやカビのリフォーム費用も、大抵は管理組合が負担してくれます。
しかし、天井にシミが出てくるまで放っておくのはちょっと危険です。
これから内装を仕上げてしまえば、次に雨漏りがあっても
ずっと気がつかないかもしれません。

そういう心配があったことから、定期的に雨漏りをチェックできるように
天井に点検口を設けました。
これはクラフトのお客さまにもお勧めしている方法です。

今回のように解体後、思いがけない問題が起こることがありますが
1つひとつをきちんと解決していけば、
築年数を感じさせないほどの快適さで暮らしていくことができるので
ご安心ください。

2013 10/17 3:23 Posted by 新宿MR