構造補強

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築年数が古くて耐久性が不安な住まいや、大幅な間取り変更を伴う
リフォームの場合、クラフトでは一旦スケルトンにしてしまうことを
おすすめしています。

なぜなら、スケルトンリフォームは大幅な間取り変更がしやすいだけでなく
目視で構造をチェックし、そこで構造の強度に問題があれば、
補強することができるからです。

「では築年数が浅かったり、間取り変更が少ない場合は構造チェックの必要が
ないのか」というと、そう言うわけではありません。
まだ新しい住まいの場合でも、やはり何らかの劣化が進んでいることがあるため、
クラフトでは念のためにチェックを行っています。

木造在来工法で建てられた今回のお宅も、まだ築年数が浅かったものの、
構造の筋交いが図面通りに入っているかどうかを確認しました。
スケルトンにするほどではなかったため、写真のように筋交いがある場所だけを
部分的に開けて、構造をチェック。
現在の耐震基準にもとづいて、金物で補強しています。

スケルトンにしない場合でも、リフォームのときにこうして補強し
住まいの耐力性も安全性も大きくアップすることが可能です。
筋交いと同様に、これから柱も補強していきます。

2013 6/18 3:28 Posted by TN邸