和室の床組が終わりました。
これから床下収納が入る予定です。
クラフトではPS(パイプスペース)や、撤去できない梁で生じる
凹凸を活用して収納を設けるなど、限られたスペースを有効活用しています。
今回は、和室の床下のスペースを活用して収納を設けることになりました。
畳一枚分が収納になるため開口が大きく、縦長のモノでも納めることができます。
「畳一枚持ち上げるのって大変では?」と思われそうですが、
電動で畳が持ち上がる床下収納ユニットを使っているため、ラクに開閉できます。
壁のスイッチを押すと畳が自動で数㎝持ち上がり、あとは少しの力で引き上げるだけ。
これなら女性や年配の方も使いやすく、入れたモノも出し入れしやすいですね。
この和室用床下収納のほかにも、フローリングに対応したタイプや、
連結したユニットが前後にスライドするタイプなどさまざま。
また浅型・深型から、床下の懐に合わせて選ぶことができます。
ちなみに、床下収納は床下を点検するための点検口としても利用でき、
点検時はボックス(モノを入れる容器)を取り除いて、床下に入ります。
これから床下収納の大きさに合わせて床組を抜いていきます。
かなりの重量にも耐えられるよう、収納まわりの床組にはしっかりとした補強も必要です。