合わせ鉄梁で補強

現在、木造2階建てのお住まいをリフォームしています。

お施主さまより「リビングをもっと広く使いたい」というご要望をいただき、
既存の2カ所の間仕切り壁を撤去することになりました。
壁の内部の柱も撤去することになり、
梁を入れ替えて、柱を飛ばすことに。

既存の梁の下に、木材の梁を入れるという方法もありましたが
今回はそれほど天井高が取れないため、不可能でした。

そこで、合わせ鉄梁での補強を計画。
H形鋼で小梁をかき込みながら、既存の柱を両側から合わせ鉄梁で挟みます。
これなら、木の補強に比べて梁成(梁の高さ)を低く抑えられるため、
天井高にも影響しません。

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高さ30cm、長さは450cm。
H形鋼は、木材よりもかなりの重量になるため、
5~6人で搬入するという大がかりな作業になりました。

H形鋼をボルトでしっかりと固定した後、挟んだ柱をカットします。
これで、ご希望の広々としたLDKが可能になるはずです。
これから床・壁・天井に仕上げ材を張っていきます。

「空間を広くしたい」というリフォームのご希望をいただいた時、
今回のように鉄骨の合わせ鉄梁で補強する方法や
既存の木梁に合わせて木で補強する方法などがあります。

どの方法でご希望を実現するか。
それを、既存の状態や安全性、経済性から探っていくことが
私たち現場監督の仕事です。

クラフトのデザイナーから「こんな空間にしたいんだけど」と相談を受け、
実現するための方法を真剣に考えていく作業は大変ですが、
こうして無事に終わると、かなりの充実感があります。

2015 6/30 9:00 Posted by SZ邸

窓サッシの交換とALCパネル塞ぎ

鉄骨ALC造の内部を解体してスケルトンの状態にし、
既存の窓サッシを撤去した後、新しいサッシに交換しました。

「ALC造って?」という方のためにご説明いたしますと、
ALC=Autoclaved Lightweight Concreteの略。
高温で発砲させることで、軽くしたコンクリートのことです。
つまり、鉄骨ALC造=鉄骨にALCの壁がついている、ということ。
鉄とコンクリートがそれぞれの強みを活かし、
お互いに補完し合うという構造です。

既存のALC開口には、補強のために65×65×6㎜のスチールアングルが
四方にまわっている状態でした。

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新しいサッシをクサビで仮に固定し、溶接します。

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サッシをきちんと水平垂直にすることが大切です。
溶接後は、雨水が入らないように周りをモルタルで埋め、
シール処理を施しました。

大きく間取り変更した場合は、
リビングに和室の地窓が残ってしまったり、
逆に、和室なのに腰高窓が残ってしまったりと、
窓が不自然な位置に残ることがあります。
こちらのお住まいもそのような状態たったため、
今回はサッシ交換だけでなく、ALCパネルの開口補修(塞ぎ)も実行。
一部の窓を塞ぎ、サッシのサイズ変更を行いました。

開口を塞ぐ個所には、サッシ交換と同様に65×65×6㎜の
スチールアングルをまわし、丸のこでカットしたALCを
窓枠に取り付けていきました。

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イナズマプレートと言われる金物を使って、段差をフラットにします。

取付後は、パネルとパネルの間に耐火目地材といわれるものを詰め、
シーリングを施しました。

構造にもよりますが、一戸建てのリフォームでは
窓を大きくしたり、小さくしたり、新たに設けることが可能になります。

ただし、ご紹介したようにちょっと手間のかかる工事になるため
経験抱負な職人さんに依頼することが大切です。
餅は餅屋…ではないですが、窓枠や窓の取り付けはサッシ屋さん、
ALCの開口補修はALC屋さんに依頼しました。
今回、どちらも熟練の職人さんだったため、
作業がとてもスムーズに進み、予定の日数で終えることができました。

間取り変更をしたために、既存の窓の高さ・サイズ・デザインが
合わなくなってしまうことは、よくあることです。
リフォームの際は、サッシの交換も検討してみてください。

2015 6/20 9:06 Posted by MN邸

グラスルーチェを施工しました

今日は、グラスルーチェを施工しました。
「グラスルーチェって一体なんなんですか?」と聞かれることがありますが
TVモニターを特殊ガラスで覆い、TV自体をインテリアに変えてしまう製品のことです。

スイッチをオフにすると、ミラーあるいはガラスのように艶やかなインテリアとなり、
オンにすると、テレビ画像がふわりと浮かび上がってきます。
「リビングにTVを置きたくない!」なんて方から注目されているようです。

本日、工事でリビングに設置させていただいたのは
70インチのTVと、32インチのTV2つ。

立て掛けタイプとビルドインタイプがありますが、
今回設置したのはビルドインタイプのため、わりと本格的な工事が必要です。

まずは、グラスルーチェを設ける壁に掘り込みをつくり、その中に木枠をつくります
DSC_0028]

それから、メーカーが用意したアルミフレームにTVを取り付けます。
ちなみにTVは国産のものですので、調子がわるくなったら取り替えられます。
ずっと長く使えるので安心してください。

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アルミフレームとTVモニター、そしてこれから取り付けるガラスは一体のため
地震がきたからといって壊れてしまうことはありません。

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そしていよいよ、グラスルーチェの設置。

なんといっても大きなガラスですから、かなりの重さ。
職人さんはみんなでそっと、えいやっと持ち上げて
引っ掛けて固定しました。

グラスルーチェには、マジックミラータイプとガラスタイプがありますが、
こちらはブラックガラスでクールな仕上がりに。

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なんと、浴室にもグラスルーチェを設置しています。

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マジックミラータイプのグラスルーチェ。
ただし、お風呂ではなく洗面室に設け、普段はミラーとして使いながら
長風呂したいときはグラスルーチェのスイッチをオンに。
バズタブにゆっくり使って映画やミュージックビデオを見たり、
お施主さまによってはキャンドルや海の中の映像を流して
ヒーリング効果を高める方も。

たまたま、職人さんたちの好きな相撲中継の写真ですみません。
お施主さまはオシャレな映像をたのしまれているはず。

グラスルーチェの商品について詳しい内容を知りたい方は、
〈リノベーションスープ〉のグラスルーチェで叶える、美しきTV空間」の記事も読んでみてください。

実際にグラスルーチェを使ったインテリアの実例や価格を掲載しています。

2015 5/14 2:53 Posted by SS邸

JAXSON(ジャクソン)の浴槽の試運転

JAXSON(ジャクソン)という浴槽ブランドをご存知ですか?
日本だけでなく、海外の5つ星ホテルでも使われており、
すっかりハイブランドとして定着しています。
この頃では、一般のご家庭に使われることも多くなり、
それだけ浴室にこだわる方が増えてきた証拠なのかな、と思います。

海外のブランドと思っていらっしゃる方も多いようですが、
実は日本のブランドです。
日本の入浴文化に欠かせない浴槽をインテリアとして捉え、
140種類ほどの美しい浴槽を国内外に発信しているそうです。

もはや高級浴槽の代名詞となったジャクソンは、
ロールスロイスに匹敵するほどのブランドバリューがありますが、
実際にこうして設置すると、「なるほど」と深く唸ってしまうだけの
美しさと機能性を携えています。

ただ今、工事中のお住まいにて
ジャクソンのフルオプションの浴槽を試運転しています。
浴槽の底には水中照明が仕込まれていて、
ライトを点けたとたん、非現実的なバスルームに。

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7色の光が自動でおだやかに切り替わります。

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受注生産なので納期がかかりますが、使う方の好みによって
どのようにでもカスタマイズできることも特徴です。

こちらにはライトの他に、ジェットバスとヘッドレストを取り付けました。
ヘッドレストに頭をもたせかけ、ジェットバスの泡に身体を揺られたら
仕事の疲れもどこかに飛んでいきそうです。
ここはいくらビール党の私でも、
シャンパンを飲みたくなっちゃいますね。

「さすが、わかってるな〜」と思ったのが、
オプションで風呂フタを付けられること。
家族で暮らすなら、風呂フタはマストですよね。
ここらへんの心遣い、やっぱり日本のブランドだなーと思いませんか?

Posted by SS邸

カーペット施工

「やっぱり床はカーペットがいい」というお施主さまも少なくありません。
マンションの管理規約で、床はカーペットしか認められていないところも。

今日はカーペットを施工しました。

一枚のカーペットで施工できず、いくつかのカーペットを繋げることになりました。
このとき悩ましいのが、“どこでジョイント”するかです。

材料によっては、継ぎ目が目立ってしまうことがあるため、
ジョイントする距離がなるべく短いところ、部屋の中心、入口を避け目立たないところを探します。
更に、デザイナーから部屋に対して施工する模様の方向が指示されている場合、
どちらの方向が目立たないようにジョイントできるかを現場で確認しながら
ジョイントする位置を決めていきました。

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それが決まったら、実際にカーペットを張っていきます。

カーペットの施工は「グリッパー工法」と言われる方法で
グリッパー(剣山のように釘が出た板)を使って、引っ張るように張ることが多いのですが、
今回は、数枚のカーペットをジョイントすることになったため
接着剤を使って貼り付けていくことにしました。

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ジョイントする場所をかなり検討したことだけでなく
カーペットも継ぎ目が目立たないものを選んでいたため、
一枚のカーペットを張ったように美しく施工することができました。

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ジョイントする場所をかなり検討したことだけでなく
カーペットも継ぎ目が目立たないものを選んでいたため、
一枚のカーペットを張ったように美しく施工することができました。

2015 4/30 1:42 Posted by US邸

複雑な電気配線の整理

鉄骨3階建ての二世帯住宅を、フルリフォームでスケルトン状態にしています。
解体後まず私たちが行う作業が、配線の整理です。

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気の配線図があればこの作業がとても楽になるのですが
古い建物だとほぼ100%存在しません。

こちらのお住まいは、子世帯の電気の一部が
親世帯に供給されている状況でした。

親世帯の電気量が不足しているのでしょうか。
今回は親世帯への配線をそのまま生かし、
そのほかの配線を一新することになりました。

改修部に微妙に残すべき配線が混ざっているため、誤って切らないように、
いつもよりも注意しながら撤去作業を進めています。

電気配線の調査を行うにはたくさんの知識と経験が必要ですので
クラフトではいつも信頼できる電気業者さんにお願いしています。

晴れて撤去できたら、
社内の設計担当が描いた配線の図面をもとに
新しく配線し直して行きます。

このように、解体後すぐに配線を調査・整理しなければ
かならずその後のリフォームで滞りが出てきます。

今回のようなケースは決してめずらしい訳ではなく
私たちがリフォームしていると、
「えっ! この部屋の電源がこんな所に使われているの?」
とびっくりしてしまうことも少なくありません。
そして複雑になればなるほど、配線の整理が大変に。

今回は配線だけで済みましたが、配水管も同じように
複雑にからみあっていることがあり、
やはりスケルトンに解体してみないとわかりません。

その点、クラフトはリフォーム後に電気の配線図をお渡ししていますので
いつか電気工事をすることになったとしたら、その電気屋さんは
「いやー、配線がわかりやすくて助かりましたよ」
とおっしゃるはずです。

うーん。うらやましいですね。

2015 4/11 2:57 Posted by YK邸

芯割りと芯またぎ

壁にエレファント柄とクロコダイル柄のタイルを貼りました。
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どちらの壁だと思いますか?

施工途中の写真でわかりにくいかもしれませんが、
なんと、バスルームです。

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エレファント柄のタイルは、表面がざらざらとしたレザーのような質感で
シックな雰囲気をつくっています。

ミラーと洗面台側の壁にアクセントとして貼った
クロコダイル柄のタイルは、艶やかで上品。
ダークブラウンでまとめた空間は、浴室というよりも
ご主人さまの書斎のように落ち着いた雰囲気を感じさせます。
こちらはADVANのmatouche(マトーシュ)というシリーズで
イタリアでつくられているものです。
輸入タイルは納期が遅れることがあり、工期にかかわってくるため
早めに発注しておいて正解でした。

施工は、接着剤を使って貼っていく「湿式工法」を採用。
以前こちらのブログでも、タイルの施工には「湿式工法」と「乾式工法」があることを
お伝えしたと思いますが、室内は湿式工法のケースが多くなります。

タイルをきれいに貼るために、絶対に欠かせないのが割り付けです。
「芯割り」と「芯またぎ」という割り付けパターンのうち、
貼り終わりのタイルが半端にならないほうを採用します。
壁の中心にタイルの端を合わせて貼っていくのが「芯割り」、
壁の中心にタイルの中心を合わせて貼っていくのが「芯またぎ」です。
今回は、芯またぎの方が半端なタイルが出ないことがわかったため
墨出しを行って、そちらで貼っていきました。

タイルの裏側に接着剤を塗り、下から貼り上げていくのですが
大判タイルはかなりの重さです。
貼っていくうちに、重みでずるずるっと落ちてきて
目地の位置がずれてしまいます。
そうならないように、スペーサークリップを使って高さと目地幅を調整しました。

触れてもタイルが動かないほど乾いたら、目地材を充填。
今の季節は1日程度で乾燥してくれますが、
これから梅雨の時期なると、乾きにくくなります。
工事はどうしても季節や天候に左右されやすいため、
できるだけ余裕を持って進めるように努めています。

2015 4/9 10:06 Posted by SS邸

移動式クレーン

今回は、エアコンのやり替えに伴い、
室外機(一機300キロ程度を2機)を屋上に
設置するために移動式クレーンを使って設置作業を行いました。

言葉にするとこれだけなのですが、
移動式クレーンを使う作業は道路上での作業となり
危険が伴う工事なので、事前にいろんなことを確認しながら
この日を迎えます。

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例えば、以下のことに注意します。

1.移動式クレーンの大きさ
どれくらいの重さのものをどこに移動したいかによって
車体の大きさを決めるのですが、
これを確認せずに性能以上のものを吊ると
車体がひっくり返る原因になります。
今回は13tラフターです。

2.移動式クレーンの設置場所
室外機を乗せたトラックをどこに停めて、
吊荷をする柱(ブーム)が電線にかからないか?
など、移動式クレーンをどこに設置するかは重要なことになります。

3.道路を通る車、歩行者の安全
移動式クレーンが倒れないように4本の足(アウトリガー)を
道路に車体からはねだして固定するのですが、
そのために、車は通れるのか? 
作業中の歩行者の誘導はどう行うかなど、
警察署に道路使用届を出す際に確認します。

今回は、車は通れない作業となるため、
一部区間を車両通行止めとして、歩行者優先で作業を行います。
誘導員(ガードマン)を4人配置し、作業に当たりました。

このように、現場監督が下準備をしっかり行ってこそ、
当日の作業がスムーズになります。
この日は綿密な下準備が奏功し、
室外機の設置を順調に進めることができました。

2015 3/28 6:08 Posted by SS邸

黒皮鉄の階段とキッチン

男性一人暮らしのお住まいを、
ラフで趣のある空間にリフォームしています。

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「ここはかっこよく存在感のある素材を使おう」ということで
階段とキッチンの背板に黒皮鉄を使用しました。
黒皮というのは、鉄の表面を覆っている薄い皮膜のことです。
普通の鉄はこの皮膜の上から塗装やメッキを施しますが
“黒皮鉄”はその皮膜をあえて残しています。
自然現象で表面にできた濃淡が、無骨で荒々しい存在感を放つので
ちょっと強い素材感がほしいときは、大活躍してくれます。

大変だったのは施工です。
キッチンも階段も、工場で曲げ加工を行いました。
鉄板は5mm以上もの厚さがあるため、
曲げているうちに機械の跡がつかないようにとても気を使いました。

キッチンの背板用鉄板は、大きさ1200mm×2600mm、厚さ5ミリ。
数字ではわかりにくいかもしれませんが、これがかなりの重さで、
搬入がものすごく大変でした。
エレベーターには入りきれなかったため、5人で抱えて階段を上ることに。
「そこぶつかりそう! よし、もうちょっと!」といつにもなく職人さんたちを励ましながら
無事に搬入することができました。

また普通なら、いくつかの作業を平行して進めるのですが
スチール階段は現場溶接をするときに、エンジン付きの溶接機から
音と排気ガスが出るため、それ以外の作業はすべてストップ。

さらに、マンションを17時までに退去しなければならないという規定も
スケジュールをうまく組み、なんとか1日で作業を完了できました。

いつもの施工よりもかなり時間と手間がかかりましたが
この苦労も吹っ飛んでしまうほどの出来映えになりました。

階段の折り曲げ部分は、色が変色していて、これがまたカッコいい。
黒皮鉄の魅力が満載という感じです。
黒皮鉄は、経年で少しずつ風合いが変わることも魅力の1つ。
鉄は自然素材ではないけれど、
自然素材と同じように経年変化をたのしめるようになり、
素材にこだわりのあるこちらのお施主さまなら
絶対に喜んでくれるだろうな、と思いました。

2015 3/27 10:13 Posted by GT邸

電動式のキッチン収納工事

本日施工したキッチン収納は、かなりハイスペックなものでした。

こちらの引き出しや扉は、そっとタッチすると自動で開きます。
さらに、開けると同時に内部のライトも点灯。
もちろん、用が済んだら勝手に閉まり、消灯します。

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ちなみに、収納の奥に見えているバーは
それぞれの引出しの出し入れをアシストする
自動出し入れ装置です。

すべての引き出しにライトを取り付けたため、
収納内は配線でいっぱいになってしまいました。
使っていくうちにライトのメンテナンスが必要になることに配慮し、
配線をできるだけ整理しています。
ほかの電気屋さんが修理することになっても、
どれがどの引き出しの配線か、すぐにわかるはずですからね。

カーテンの開閉、便器のフタの開閉、ライトのオンオフなど、
さまざまなものがオートメーション化されていますが、とうとう引き出しまで…。
こんな引き出しがあったら、確かに便利ですよね。
ふと、「我が家だったらどんなシーンで便利かな」と考えてみました。
たとえばうちの家内、いつもひき肉をこねはじめた後に、
パン粉を入れていないことに気がつくようです。
戸棚からパン粉を取り出ために手を洗うのが面倒だからって
「ちょっと、パン粉とって!」と。
リビングでくつろいでいる僕は、気だるそうにキッチンに向かうのですが
ぶつぶつ言おうものなら、パン粉だらけのハンバーグを食べさせられそうです。
こんな収納があれば、かるく触れるだけで引き出しが空くので
料理中の妻も楽に開閉でき、僕もゆっくりくつろげる。
お互いにいいことづくめみたいです。

それに、モノがたくさん入っている収納は意外と重いけれど、
このように少ない力で開け閉めできる収納だったら、
力の弱い小さなお子さまやお年寄りも安心です。

たくさんの機能がついているため、工事内容は複雑を極めています。
キッチン収納の工事は普通、一日あれば終わるところですが
こちらは一週間ほどかかりました。
完成後、開け閉めの様子をチェックしてみましたが
ふわりと軽やかに開いたり閉じたりするのが妙におもしろく、
ちょっとクセになりそうでした。

2015 3/20 5:12 Posted by SS邸