珪藻土の左官仕上げに

今回のリフォーム現場は、天井を珪藻土で仕上げました。

今ではすっかり有名になった珪藻土仕上げ。
みなさんもご存知の通り、調湿効果・脱臭効果・ホルムアルデヒド吸着分解効果などを期待できます。
こちらは左官仕上げなので、左官屋さんにお願いしました。

今回使用した材料は、フジワラ化学株式会社の「シルタッチSR」。
 
クラフトのリフォーム現場でよく使用する、珪藻土の材料です。

仕上げ方は「押さえ仕上げ」になります。
仕上げ塗りのあとに1回コテで押さえて、フラットに仕上げていく方法です。

ケイソウ土の下地は9.5㎜厚の石膏ボード2層貼り。
左官や塗装仕上げでは、標準で2層貼りをしています。

1日目は、下地塗りです。
 

塗った材料が乾ききる前に全面塗らなければならないので、
今回は左官屋さん3人来てもらいました。
その後1日乾燥期間をもうけ、3日目に中塗り・仕上げ塗りとなります。

まずは中塗り。
 

1日目と同じように3人の職人さんに施工していただいています。

中塗り後はこちら。
 

このように、わざとコテムラを出す仕上げも味があって格好いいですね。
半乾きにするため、1時間~2時間程度待機します。

そのあと仕上げ塗りとなります。
 

最後に、霧吹きで湿らせてコテ押さえでフラットにして完成です。

 

珪藻土特有の質感や、自然光が当たった時のムラ感など
塗装とはまた違った趣があります。
みんなで「うまくいったね~」なんて話しながら、ふと外履きを見ると

  僕の靴もキレイに仕上げてくれていました…。

「調湿も脱臭もできてサイコーじゃん!」と左官屋さんは言ってました。
どうもありがとうございました。

施工担当:前田

2019 4/17 9:47 Posted by 施工

「サンフット」を施工しました

今回の現場では、「サンフット」を施工しました。

「サンフット」とは株式会社北三さんの商品。
天然木を1mm以下でスライスした薄い板(突板)を、シート状に加工したものです。

 

現場施工が可能で、天然の木目を切れ目なく広い面に貼り付けることができます。
高価ですが、アクセントとして使用すると高級感が生まれます。

樹種も豊富で、チークからオーク、サペリ、ローズウッドと銘木がずらり。
美しい木目の樹種が世界中から集められており、インテリアに合わせてセレクトできます。
ただし、あくまでも天然素材。水まわりなどはシミになりやすく不適です。
サンフットは主に商業施設などに使用されており、今回のようにリフォームに使うのは珍しいかもしれません。

完成すると、こちらのイメージCGのように重厚感のある仕上がりになる予定です。
 
(完成イメージCG)

そしてこちらが完成時の写真です。

家具屋さんと建具屋さんとサンフット屋さんの3社で連携し、テレビ周りの家具と建具をサンフット仕上げに。
さらに壁と家具と建具が、ひとつの連続した壁に見えるように建具形状を工夫しています。

 

似た仕上げで、プリントの木目シートというものがあります。
プリントレベルが本物に近づいているとはいえ、天然木のサンフットの木目には味わい深いものがありますね。

 

お引き渡しは無事に終わり、お施主さまにもとても喜んでいただけました。

施工担当:前田

2019 3/8 9:59 Posted by 施工,施工担当

君の名は・・・マキベエ

現在、スケルトン状態の軽量鉄骨造の建物に、
耐火被覆材を巻く作業を行っています。

その名は、「マキベエ」。

 

ニチアス(株)が開発した商品です。

主な特徴は、施工中や施工後にほとんど発塵がないこと。
それにより、現場の作業効率がとても高まっています。

従来のロックウールを吹き付ける工法では、粉塵が舞い
他の資材にも堆積してしまうため、周囲を養生したり清掃をする手間もかかっていました。
吹き付け中は、他の作業を同時に行えないのです。

マキベエは溶接ピンで機械的に取り付けするため、地震などの振動や変異に強く
長期安全性にも優れています。

 

職人さんたちは、軽々とマキベエを運んでいきます。

 

丁度良い寸法にカット。

 

 

3階から順番に、鉄骨の柱・梁に巻きつけている様子です。

鉄骨は熱に弱い建築材料のため、その弱点を補うために
耐火被覆材が必要となります。

1度聞くと、忘れられないような作業内容とマッチしたネーミングの商品。
今日も日本のどこかで、マキベエが建物を守ってくれています。

工事部:加藤

2019 2/15 4:20 Posted by CRAFT