今回のリフォーム現場は、天井を珪藻土で仕上げました。
今ではすっかり有名になった珪藻土仕上げ。
みなさんもご存知の通り、調湿効果・脱臭効果・ホルムアルデヒド吸着分解効果などを期待できます。
こちらは左官仕上げなので、左官屋さんにお願いしました。
今回使用した材料は、フジワラ化学株式会社の「シルタッチSR」。
クラフトのリフォーム現場でよく使用する、珪藻土の材料です。
仕上げ方は「押さえ仕上げ」になります。
仕上げ塗りのあとに1回コテで押さえて、フラットに仕上げていく方法です。
ケイソウ土の下地は9.5㎜厚の石膏ボード2層貼り。
左官や塗装仕上げでは、標準で2層貼りをしています。
塗った材料が乾ききる前に全面塗らなければならないので、
今回は左官屋さん3人来てもらいました。
その後1日乾燥期間をもうけ、3日目に中塗り・仕上げ塗りとなります。
1日目と同じように3人の職人さんに施工していただいています。
このように、わざとコテムラを出す仕上げも味があって格好いいですね。
半乾きにするため、1時間~2時間程度待機します。
最後に、霧吹きで湿らせてコテ押さえでフラットにして完成です。
珪藻土特有の質感や、自然光が当たった時のムラ感など
塗装とはまた違った趣があります。
みんなで「うまくいったね~」なんて話しながら、ふと外履きを見ると
「調湿も脱臭もできてサイコーじゃん!」と左官屋さんは言ってました。
どうもありがとうございました。
施工担当:前田