旅先で見つけたデザイン

旅先などでは、ふと「コレ好きだな」と感じる出会いがあります。
お施主さまとの打合せでは、
そんな記憶が何かの拍子にピョコッと出てきて
「使えるかも!」とひらめくことも。

たとえば、韓国で見かけた古い外塀や外壁。

 

まじまじと観察してみると、古い建物は石やレンガの貼り方を
場所によっていろいろと変えています。
インドやベトナムも含め、アジアでよく見る格子や透し細工も
けっこうお気に入りです。

そんな旅先での出会いに思いを馳せながら
こちらのお住まいの廊下には、
床タイルのパターン貼りをご提案してみました。

目指すイメージは、しっとり、こっくり、
落ち着いて、あたたかみのある空間。

歩いているだけでおだやかな気持ちになるような、
趣のある廊下が完成しました。

また、フランク・ロイド・ライトが設計した
池袋の自由学園に行った際は、
「この下駄箱、ラフだけど木質感が好きだな~」と
細かい箇所に見入ってしまいました。

その後のプレゼン中に、
お施主さまはライト建築がお好きだということが判明。
自由学園にも話が及び、写真を見ながら
素材の質感のイメージをふくらませていきました。

旅先でも、ご近所でも、見るもの触れるもの
すべてが住まいづくりのアイデアにつながります。
これからリフォームをお考えの方も、
心に残っている建物やデザインの記憶をたどってみると
ご自身の好みのデザインが浮き彫りになってくるかもしれません。

設計担当:星